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どんな空でも

作者: ひらけるい

日に日にみんなを嫌いになる

日に日に全部どうでもよくなる

女というメカニズムがそうさせるのか

月に一度の大出血サービス


思い通りにいかなすぎる恋を

書き損じたメモ用紙丸めて捨てるみたいにできたら私もいっぱしの女狐

誰にも見せたことない表情で惑っておくれよ


私はみんなと違う

みんなは私と違う


SNSに食べたもの載せてもなんか違う

私は違う

みんなは一緒

私だけ違う


日に日に消えていくみたい

私の存在、思想と主張

日に日に頑張らないと生きてないみたいな感覚になる

これは私のメカニズムなのか

生命線上のアリアかもしれない


違うから違うから

何もかも違う

全て間違ってる

私以外

私だけが間違っていてもいいんだけど

みんなが間違っているから私が違うんだ


どうしようもないことで私を途方に暮れさせないで何とかして


同じ場所には居たくない

ねえ、どうにか勇気を振り絞って私の手をひっぱって!


あなたと共に生きられるなら

私、たくさん笑ってたくさんしゃべってたくさん泣いてたくさん怒る


そしたら日に日にあったかくなって

日に日に違いなんてどうでもよくなって

一瞬一瞬を二度とないことだと大切にする

生まれて良かったって心から思う


私は違ってみんなも違うことが当たり前なんだって受け入れて空を見上げて

ゆっくりゆっくり深呼吸する


どんな空でもゆっくりゆっくり深呼吸する


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