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どこでも。

作者: 泉末広

君は赤い温もり。

炎が消えてから現れる、静かな熱線。

そこの君は白い安らぎ。

音と光が消えてから現れる、優しい空間。

そこの君は青い淋しさ。

声と姿が消えてから現れる、残された感情。

そこの君は黒い眠り。

血も涙も消えてから現れる、終わらない祈り。

何処でも現れる君。

何処でも出逢える君。

だから私は旅をする。

揺さぶられる心情に振り回されるから。

揺れて踏み出す先が、残りの生命の行く末。

火照った体に優しさを飲み込んで、いずれ孤独を知る人生。

そんな旅路も悪くない。


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