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VI
「ガーディアンってのは、主とセットで完璧になるようになってんだ。そして、オレの主にはこの鎌を使ってもらう。」
パッと周りが明るくなり、黒くて大きな鎌がでてきた。私の身長より大きい。ただの鎌ではなくなんか、宝石が埋め込まれてたりオシャレな刃の形をしてる。
ふと、フランが鎌を渡してきたからまじまじ見ようと受け取った瞬間…………
「ミコト、貴女を我が主とす。」
私とフランの周りを光が包んだ。
そして、存在を忘れていたが
あの忌々しいネックレスの中にその光が吸い込まれていった。
「なにが…………起こったの……?」
「これで、契約完了だ。」
ニヤリと笑う男が目の前にいた。