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エッグノッグ  作者: 吉岡 美愛
6/6

VI



「ガーディアンってのは、主とセットで完璧になるようになってんだ。そして、オレの主にはこの鎌を使ってもらう。」





パッと周りが明るくなり、黒くて大きな鎌がでてきた。私の身長より大きい。ただの鎌ではなくなんか、宝石が埋め込まれてたりオシャレな刃の形をしてる。





ふと、フランが鎌を渡してきたからまじまじ見ようと受け取った瞬間…………





「ミコト、貴女を我が主とす。」







私とフランの周りを光が包んだ。






そして、存在を忘れていたが






あの忌々しいネックレスの中にその光が吸い込まれていった。






「なにが…………起こったの……?」








「これで、契約完了だ。」






ニヤリと笑う男が目の前にいた。





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