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異世界物にはありがちな神との出会い
俺が目を覚ましたのは何もない暗い部屋だった。
唯一あるロウソクには頼りない火が少し灯っている。
すると、
「あっ、起きた~。どうも~この世界の神と呼ばれる者でーす。よろしくねー。」
そこには、金髪碧眼の少女がたっていた。
身長は俺より少しだけ低い。年もまぁまぁ近そうだ。
そんなことを考えていると少女はまた言った。
「あなたはー、そうだな~。よし、決めた君には『一刀両断』の能力をあげよう。」
こやついったい何いってんだ。という考えが頭をよぎる。いや、それしか浮かばない。
てか、俺はさっきトラックに引かれて死んだよな。何で生きてんだよ俺。
「よーしいくよ~レッツゴー」
そしたら急に自分がいた床が白く輝き始めた。
「えっ…」
後々、この時のことがこれからあり得ないほど重要になることを知っておけば、もう少しこの目の前の神とやらとたくさん話していたのかもしれないな。
まぁ、後の祭りだが。
床から放たれた白い光が俺の体を包みこんだとき。
俺の意識はもう一度消えた…。
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