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平等主義者は何でもする  作者: 銀野辺
全ての始まり
1/7

日常

とても毎日が平凡だった。

特に勉強が出来るわけでもなく、特に運動が出来るわけでもない。目立った特技もないしモテることもない。

けれども何でも平均ぐらいには出来るし友達だって多かったから毎日が楽しかった。

そんなツマラナイ日常の現実に気づいた主人公とは言えない男子高校生の奇妙な話




第1話

日常



俺の名前は山田隆宏やまだたかひろ。クラスメイトからはタカというあだ名で呼ばれている。

自己紹介をしろと言われても目立った特徴がない俺にとっては毎回考え込んでしまう苦手なイベントだったりする。


高校2年生になりクラスで馴染んで約1週間経ったとこで自己紹介と進路についての時間がとられた。

そもそも俺はみんな仲良くをモットーに学校生活を勤しんでいたため結構友達も多いしこの新クラスでも知り合いはたくさんいた。


「えーと、山田隆宏です。趣味は音楽を聴くことです。よろしくお願いします」

必殺音楽を聴くこと、これは自己紹介の時に無難に言えるテクニックだ。もちろん音楽にそこまで詳しいわけじゃない。

「タカ、なんだそりゃ」

「地味だなーwww」などとガヤが飛ぶ

山田と言う名字なため俺で自己紹介は終わった

次はツマラナイ進路を決める時間だ。


この学校は附属高校ということがありほとんどの人が受験をしない

偏差値的にもそこそこあるのでみんな妥協してしまうのだ。


さっさと書いて寝ようと思っていたところに隣の席の仲の良い男子が話しかけてきた

「なぁ、タカは普通に内部進学にするよな?」

特に将来やりたいことのない俺はそうだよと軽く言って会話を終わらせようとした

しかし隣の奴は何かを迷ってるらしかったので興味本位で「お前はどうするんだ?」と聞いてみた。

するとそいつはここよりちょっと頭の良い大学の名前をだした。

そしてこう言った。

「俺の彼女と親友がさぁ、2人とも教師になりたいらしくてさぁ、ここの大学に行くとか言ってるんだよ。俺はぶっちゃけ教師にはなる気はないけどどーせなら一緒の大学が良いなぁ、なんて考えるんだよ」

ふーん、いいじゃない?なんて無難なセリフを言いつつちょっと考えてしまう。

親友、彼女•••

俺は友達こそ多いが親友や彼女などといった特別な関係を持つ人はいない

今まで深くは考えていなかったが親友や彼女がいたらどれほど日常が面白くなるのだろうと思うと心が痛くなった


結局進路届けは適当に書きその場をやり過ごしたがずっと親友について考えていた


クラスでとりあえず孤立こそはしていないがみんな平等に接してしまったため特に仲の良い友達というものがいなかったのだ

どうすれば親友が出来るのだろうかと考えていたらいつの間にか学校が終わっていて帰り道も考えていたら家に帰ってしまっていた



しかし、結論らしい結論は一つも思い浮かんではこなかった



最初の作品のため色々と試す部分もありつまらないとは思いますがそれでも頑張ります

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