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主人公はまだ動かないです。

後半が会話文だけになってしまったので反省です。

すべてが白く、柱や床に一つも継ぎ目がない部屋の中央に、五人の人間が床に掘られている魔法陣を囲んでいる。

魔法陣から不思議な色合いの光が溢れた、その中央には等身大のデッサン人形のが置かれていた。

人形の形が徐々に変化して行く。

角張がとれより人間らしい形になっていくと同時に溢れていた光が弱まり、人形が1人の少年になると光は消えた。


「・・・・成功したのか?」


確かめるように男は、少年に近づいていく。


「お待ちください」


五人の内の誰かが言った。


「王よ。

彼に近づくまえに、彼に勇者の証をお授けください。

万が一貴方を襲わないように」


「あぁ、わかっている。

・・・・"この者を我が国の勇者としよう。この者の肩には我が国の命運が、瞳には我が国の未来が。

その手に証を。"」


少年の手の甲が淡く光り、模様がうきでた。


五人はそれを確認して、満足そうに頷きたあった。


「王。成功しました。

彼は今から我が国の勇者です。」


「そうか。

誰か客室に運んで差し上げろ。

私も後で向かう。」


「はっ!」


どこからもなく現れた男が少年を抱き上げ部屋から出ていった。


「王。

私達は、今回の召喚について反対はしません。

技術は使わなければ錆びます。

錆を落とす機会を与え頂いたことに感謝の念さえあります。

しかし反対していた者がいたこともたしかです。

どうぞお気をつけ下さい。」


「・・・・・分かっている」


王と呼ばれた男はそのまま部屋から出ていいった。

おそらく少年を運ばせ客室にいくのだろう。

男が退室した後、五人が次々と話始めた。


「今回の召喚はくだらなかったわー。イッチが、王と話してる時とかわたし笑いそうになったもん。」


「うるさいですよ、トゥー。」


「いや、いや。あれは面白かったぜぇ?

勇者の証ってなんだよ。

ありゃ不完全な服従の呪文みたいなもんだろ。」


「ヨンまでなにを言っているんですか。

あれは今回の勇者の証ですよ?

前回と全く別でもいいじゃないですか」


「でも、イッチィ。あれじゃー、王は直接殺されないないけどー怪我はさせられちゃうよー?

いいのー?怒られるよー?」


「大丈夫ですよ、リース。

彼は私達を手放すことになどできやしないのですから。」


「そうじゃのぉ。貴族ども

ともかく、王は儂らを手放さないじゃろうしなぁ」


「イッチとファイの言う通りたけどよぉ、今回の勇者殿は哀れだよなぁ。」


「んーたしかにねー」


「えー?なんで?毎回勇者殿って英雄扱いで、ウハウハじゃない。」


「ばーか!

今回の勇者殿は魔王を倒せないんだからよぉ、せいぜい魔物駆除するぐらいだろ」


「あーそっか!

かわいそうだね。」


「一応、元の世界に帰れはするんですけどね」


「どうなっているかはわからん元の世界じゃろ。

そんな場所に帰りたいと思うかの」


「さー?

よっぽど思い入れがーあるんだったらーかえるかもよー」


「私は勇者殿は王を殺してもいいと思うよ」


「俺もそれは思う」


「ってか出来るよね?」


「まぁ、できるのぉ。

怪我をさせることは可能じゃし、腕でももげば勝手に死ぬじゃろうし」


「でもーそうしたらー第一王子が王になるからーそんなに変わらないよねー」


「四人とも、不敬ですよ。

まぁ、一番早いの姫を殺すことですけどね。」


「王逹はそれができねぇから、勇者を召喚させたんだろぉ。」


「お姫様の社会見学のためにね。」


一応五人の整理だけしときます。

イッチ→敬語の人

トゥー→一応女のつもり

リース→語尾を伸ばす子。女の子。

ヨン→不良みたいなやつ

ファイ→爺言葉のひと

名前は適当です、意味はないです。

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