僕とメイドさんとお風呂
今なんて言ったのだろうこの子は・・・いや、聞き間違えかな。
「聞き間違えではありません」
「心読まないで!てか、ちょっと心読めたの今?!」
「メイドの嗜み《たしな》です」
「今のメイドでは当たり前なの?!」
「はい」
「まじか!!」
「いや、嘘です」
「嘘かよ!!」
「京様がそのような顔をされていらっしゃったのでつい」
え、顔に出てたの?てかそんなにわかりやすい??
「はい」
「だから、読まないで!?」
「だから顔に出ていると言ってるじゃありませんか」
く・・・またか・・・
「では、一緒に入りましょう」
「いや、なにいってんの!?」
「一緒にお風呂に「そういうことを言ってんじゃないの!!」・・・やっぱり定番はお背中を洗「わなくていい!」・・・はい、わかりました・・」
はあ・・・とんでもないこと言うなあ・・・
「・・・まあ、お風呂入ってくる・・・」
「京様」
「なんだい?」
「やっぱりもう1度考え直したほうがよろしいかと」
「・・・なにを?」
「私とのおふ」
「考え直さない!」
「・・・はい」
「ん、じゃあ入ってくる」
「いってらっしゃいませ」
「はあ、さっきは焦ったなあ・・・・めちゃくちゃびっくりした・・・さて、じゃあ、亜衣に声かけて自分の部屋に・・・」
「はうわー!!!!!!やってしまった~~~~!!!!」
・・・なんだ、今の???