とろけるチーズキムチ鍋
深夜零時を回らないくらいかなという時間。コンビニで印刷しなくちゃいけないものがあったのを思い出した。明日でもいいものだけど、忘れない内にやらなくちゃ、と焦ってコンビニに足を運ぶ。
印刷するものを印刷して、ついでになにか買っていこうかなと店内を見た。
キムチ鍋、というのが目につく。こういう系、値段とカロリーが見合ってないと思ってしまうけど、けっこう好きなんだよな。
ついでに、とろけるチーズスライスを買った。お菓子とか、ドリンクもなにか買おうかと思ったけど、さすがにそれは贅沢かな、と思ってやめる。
帰宅して、キムチ鍋をさっそくレンジでチンする。そして、熱々のキムチ鍋の上に、とろけるチーズスライスを乗せた。チーズとからいものは合う。というかチーズはだいたいなんにでも合うが。
とろけたチーズを見るのが好きだ。ぐーっと伸びるのが楽しい。味も好きだ。熱々のお料理の上でとろけているチーズが好きだ。
冷蔵庫で作り置きしている麦茶を取り出して、コップに注いでテーブルに並べる。
「いただきます」
そう呟いてから、割り箸を割った。
食べ終わり、後片付けをする。とても満足感が高い食事だった。でも、今からできればすぐ寝たいのに、寝る前に食べるのはよくなかっただろうかとも思う。
カロリーがそこまで高くはないものだから大丈夫じゃないかな、という言い訳を心の中でする。
毎日こんな生活を続けていたら体に悪いかもしれないが、たまに贅沢をするくらいはいいだろう。
心地よい満足感に包まれながら、布団に横になった。
〈了〉
コンビニのキムチ鍋が好きですという話。




