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魔力が多すぎて親に愛されなかった子が親の気を引きたくて自殺してしまった体に入れられてしまった。  作者: 瀬崎遊


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06

 取り敢えず空間魔法に収納できるかを試す。


 手当り次第入れては出してを繰り返し試してみる。


 収納された物のリストも表示された。


 今のところ一番大きな天蓋付きベッドも問題なく入った。


 後は料理とか、生き物だよね〜。


 料理はともかく生き物を試すのはちょっと難しいかも。


 生き物、周りに居ないんだもん。


 ミザリー入れたら大問題になるだろうしね。





 次は洗浄魔法が欲しい。


 クリーン? 洗浄? どっちで言えばいいのかな?


 ファイヤーボールも「炎!」の方が短くて言いやすいし。


 よし、「炎」あっ、前と同じものが出た。


 うんうん。短い言葉で出るのはいいよね〜〜。


 もうちょっと大きな炎をイメージして窓の外に「炎!!」わっわっわっ!!


 ちょっと大きすぎちゃった。


 すぐに消したけど⋯⋯燃えてないよね?


 窓を開けて確認したけれど何事もなかったかのように静かでなんともなかった。




 次は洗浄魔法だね。


「洗浄!」


 体にかけてみるとお風呂上がりのさっぱり感がある。


 お風呂に浸かっているっていう満足感は得られないけど、これは仕方ないね。



 ふふっふっん☆


 口の中に洗浄を掛けたら歯磨きいらずじゃない?!


「洗浄!!」


 うん! お口の中もすっきりさっぱりだね。


 歯周病は怖いもの。


 この世界じゃ歯医者なんてあるかもわからないし。


 ん? 治癒魔法があれば瞬時に解決かな?


「治癒? 治療?!」


 どっちの言葉でも発動するみたい。その時の気分次第かな?


 全身に治癒魔法を掛けたイメージで発動させたら体の節々が痛かったのが無くなった。


 もしかして目が覚めた時も治癒魔法でなんとかなったんじゃない?



 ま、いいっか。終わったことをいっても仕方ないし。



     


 よしよし。魔法使いとしていい滑り出しじゃない?!


 この子(ナンシー)、今まで破壊しかしてこなかったからまともな魔法が使えるのか不安だったけれど、ちゃんと使えて良かったわ。


 神様の言う事も、どこまで信じていいのかわからないしね・・・。


『ちょっと皆川さん、思考がこっちにまで流れてきているんだけど?』


 あら、つい本音が⋯⋯ポロリと。


 っていうか筒抜けってどうなってるんですか?! 私のプライバシーは?!


『一応、皆川さんが「神様」って言ったら繋がるようにしてあるのよ。まだその世界に馴染んでいないし、困ったときには手を貸せるようにって』


 あ、ありがとうございます!


 心の中で五体投地という、ただ俯いて寝転がっているだけという感謝をしておく。


 晴夏の体でやったらトドが起き上がれなくてジタバタしてるようにしか見えないという人には見せられない姿。


『あなたねぇ・・・私への感謝の心ってないの?』


 はい。


『⋯⋯⋯⋯神様って言わなければ私には繋がらないから』


 本当ですか? 


「神様!!」って呼んでもお返事がないときが多々あるような気がするんですが?


 何度か呼びましたよね? 私の気のせいでしょうかね?


 あぁああ〜〜〜〜〜。


 ⋯⋯不利なことは無視ですか⋯⋯。


 へ〜〜〜〜〜そうですか。


 神様への信頼度が二十下がった⋯⋯。


『二十は下がり過ぎじゃない?!』


 聞こえているんですね。やっぱり不利なことには返事しないんですね。


「⋯⋯⋯⋯⋯」


 あっ、ついでなのでお聞きしておきたいのですが、空間魔法作ったんですけど、温冷効果ちゃんと機能していますか?


 腐りませんか? 


 生き物、入りそうですかね?


『ついでって、あなたいい性格しているんじゃない?』


 いえ、そんなはずはないと思いますよ?


 私の対人スキルは鏡のように対応しているはずなんですが⋯⋯?


 それに日本では立っている者は親でも使えって諺がありますしね。


 パチンと一つウインクしておく。


 そのウインクしたのが晴夏の姿なもので両目っつぶっているところが所謂【かわいいぃ〜〜!!】ってかんじだね。


 あっ、石は投げないでください!!


『⋯⋯ちょっとあなたねぇ⋯⋯。まぁ、仕方ない、のかしら?』


 そういうことにしておいてください。で、空間魔法、使えますか?


『あなたの想像通りに作れているわよ。

 でも、生き物は生き物用を作らなくちゃ無理ね。

 入れられるけど、入れたら死んじゃうわよ。

 時間止まっているし、空気ないし』


 あ、なるほど〜。


『熟成と発酵の空間になら生き物を入れられるわよ。

 寒かったり暑かったりするだろうけど


 でも、水も餌も必要だからその当たりはどうするつもりなの?』


 か、考えていませんでした。

 

 なにかいい方法がないか考えてみます。神様ありがとう。


 使えそうでよかった〜!!




 あっ! そうそうステータスって見られないのですか?


『この世界には皆川さんが思っているステータス一覧みたいなのはないわ。

 でも練習次第でなんとかなるんじゃないかしら?

 できるとも、できないとも言えないっていうところね』


 なるほど。では鑑定ってありますか? あると何かと便利なのですが⋯⋯。


『あるわよ。でも皆川さんの思うような鑑定ではないわね。

 いい物を見続けて目が養われていって自然と身につくスキルだわ。

 魔法としての鑑定が必要なら皆川さんが作ってみれば?』


 そっかぁ。解りました。


 なんとか作れないか試行錯誤してみます。


次話 2月23日 21:20 UP予定です。

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