07幕 『不規則な時間へようこそ』
ティーが『朝』にお茶会をはじめて、
グリフォンが『夜』になったからってお茶会が終って
でも、わたしがこのお城に来たのが『昼』で
なんか、ぐちゃぐちゃで・・・変。
「女王と宰相さんの口喧嘩じゃん?」
「まぁ!あなたのお菓子を作る時間が長かったんじゃなくて?」
「絶対違うって断言できるよ。女王
・・・・っていうかさ、1時間程度でコレを作れたんだから褒めて欲しいものだよね」
グリフォンは溜息をついて呆れた目つきでティーを見た
「1時間で?!」
「そうそう。スゴイでしょ?あたし」
むしろ神業です
「あーあ。グリフォンとハングのせいであんまり食べられなかったわ」
「「だから絶対違う(います)って」」
おぉ〜。見事なはもり
「うっ・・・アリスー助けて・・・・・・・・・・・
ハングとグリフォンがーいじめる〜・・・・・・・・・・」
「はいはい・・・ハングもグリフォンもいじめないであげてよ
この国の話がしてもらえないじゃん」
アリスに縋って泣いているティー(多分嘘泣き)の背中をぽんぽん叩きながら
グリフォンとハングを見る
「ああ、あぁ。そうだったね。」
ごめん、ちょっと忘れてた。と軽く謝るグリフォンに対して
「も、申し訳ございません!」
とハングはわたわたして頭を垂れている
・・・・・ここまで対称的だと逆に面白いかもしれない
「んじゃ話すからもっかい座ってよ。ほら、女王も宰相さんも。」
「むぅ・・・」
「は、はい」
グリフォンにそう促されてわたし達はさっきと同じ席に座る
「で、まずアリスが知りたい事は?」
「え、えと・・・・たくさんあるんだけど・・・」
「まぁまぁ、順に説明するわよ」
「女王が喋るとややこしくなりそうだからあたしと宰相さんだけでやりたいなー」
困ったように頭をぽりぽりと掻いてグリフォンはハングとティーに目をやる
「なっ!?グリフォンはわたくしが不要だと言いたいの?!!」
「そうは言ってないでしょうよー」
「言ったじゃないの!」
「女王が喋ると話がややこしくなるって言っただけじゃん」
「邪魔って言ってるようなものじゃない!」
「・・・・・・・・・・;」
(うぅ・・・めちゃくちゃだぁー)
何でこの人たちはこんなに話を引っ掻き回すのが好きなんだろう・・
「ご愁傷様です、アリス。」
「え。ちょ、ハング?止めてくれないの?」
「女性の喧嘩に首を入れる事ほど恐ろしい事はない、と理解していますので」
「そうなの・・・?」
「私はアリスより長生きしていました故」
ハングさんハングさん、何遠い目をしているんですかー?
「いえ。冗談ではなく女性の諍いは恐ろしいのですよ?」
「あははははっ!
グリフォンとティーの口喧嘩の中に入って痛い目にでもあったの?」
「いえいえいえ。本当に笑い事ではないんですよ。
あの方たちは本当に恐ろしいのですよ!まさに攻撃的で!!」
「あ゛。」
「アリス?」
「う、後・・・・・」
「うしろ?」
「ハ〜ン〜グ〜?何を言っているのかしら〜?」
「さ〜いしょうさ〜ん?アリスにあたしたちの悪口ですか〜?」
「じょ、女王陛下・・・グリフォン・・・・・・・・・
き、聞きました、か?」
「「えぇ(うん)。ばっちり☆」」
あ。ハングが顔面蒼白になってる・・・
「わたくし達の報復は怖いわよ〜?」
「宰相さんにはちょーっと覚悟してもらおうかな?」
ティーはどこから出したか小さな両手鎌を持っていて
グリフォンは指をぽきぽき鳴らしている
どっちも笑ってるけど目が笑ってなくてとても怖いデス・・・
「さ、て・・・とグリフォン、いち、にの、で行くわよ?」
「はいはーい。いきましょー」
「いーち、にーの、」
「ストーップ!!!!!」
わたしは大声を出してティーとグリフォンの前に立った.
「アリス、怪我をしたくなかったら退いてちょうだい」
「あのねぇ!わたしの分からないことを教えてくれるって言ったくせに
ティーもグリフォンもさっきからなに忘れてんの!!」
「「あ。」」
「うぅ・・・酷いよ」
「ご、ごめん。うーん・・・悪乗りして遊びすぎたかな?」
「あら。本気じゃなかったの?」
「まさか。同じ喧嘩するならハーヴかトゥリーとやったほうが楽しいよ」
「二人とも喧嘩好きですものね」
「あのーお二人さーん?」
「「あ。ごめんごめん」」
ダメだこの人たち・・・早く何とかしないと・・・・・・
アリスが座って溜息をつくとティーとグリフォンも再び座りなおした
はい。だらだらとすいません。
次回ようやく真面目(?)にやりたいです。
>>次回『不規則な時間へようこそ』