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Power to resist fate ~最弱の男、チート能力で異世界無双~  作者: 桃翔
第1章仲間との出会い 
9/23

SS強欲の過去

強欲の迷宮の管理者の過去話です。まだ本編に声しか出てないのに、出ています。

その者、遥か昔に7人の王の1人にして、強欲なる悪魔として君臨せし。彼の者、名を、“マモン”と言った。



俺様はマモン。遠い昔に7人の魔王の1人として存在していた。人間共からは、七つの大罪なんて呼ばれてたな。

俺達は、持てる力を使い、世界を蹂躙していった。

しかし、それは唐突に終わりを告げた。

神が出てきたのだ。

さすがの俺達も神相手に勝てるはずもなかった。

俺達はことごとくやられ、バラバラになった。

今どうしているのかすらわからない。

俺はそのままさすらいの旅に出た。

世界はあっという間に修復されていて、目新しいものばかりだった。

俺はすべてが欲しくなり、また暴れようかと思った。そんな矢先に、俺はあいつと出会った。

『やあ!こんにちは。強欲の王よ。』

「お前は、誰だ。」

『僕は、シヴァ。創造と破壊の神をやっているよ。』

「神?お前が?は!笑わせんな!俺になんかしたきゃ、力づくでかかってこいや!」

『いいのかい?君の力じゃ神には勝てないのに?』

「やってみなきゃわかんねーだろ!」

そう言ってかかっていったものの、結果は惨敗。一矢報いることさえ、かなわなかった。

格が違った。俺達が最初に負けたときは、大勢の神が一斉に攻撃してきたため避けることが出来ず、負けた。

だが、単純に考えて、1人なら倒せるのでは?

とも、思った。大勢でかかってきたってことは1人ではかなわないからだと考えた。

しかし結果はこれ。

負けて思い知らされた。こいつが本当の意味での神なんだと。

『イヤーすごいね!僕の攻撃に耐えるとは。予想以上だよ!』

「嫌みかよ。」

『いや!本当さ!そんな君を見込んで、頼みたいことがあるんだ。』

「頼みたいこと?」

『ああ!君にはこれから生まれてくるだろう魔王を導いてやって欲しい。』

「どういうことだ?俺達の後継者でも現れるのか?」

『ああ!その通りさ!』

よくわからなかったが、負けた俺が文句言うのも筋違いだと思い、引き受けることにした。

俺は、すぐに見つけようと思い、迷宮を作って待つことにした。それが200年ほど前の話。


時は流れ、そろそろ退屈してきたときに声が聞こえた。

〈あなたの後継者となりうる者が現れました。〉

俺は、やっと来た!と、腰を上げた。

後継者一行は、俺の配置したモンスターパレードを前に、一歩も退かず善戦していた。

そのまま大広間まで案内し、俺の部下を呼び出した。最初は一方的にやられてたのに、いきなり、後継者が覚醒し、部下を瞬殺した。

俺は歓喜した。俺でさえ、手こずる相手に、スキルを1つも使わず、倒した。

俺と同等いや、それ以上の力を持った者。

あいつなら、シヴァの野郎を・・・・。

俺は、そいつがやってくるのを待った。


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