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Power to resist fate ~最弱の男、チート能力で異世界無双~  作者: 桃翔
第1章仲間との出会い 
8/23

目覚めた力

ベヒモス戦終幕

『やっと会えたな我が主よ。』

龍がいきなり話しかけてきた。

「えっ、と、どちら様ですか?」

『な!私のことを忘れたのか!』

「忘れたも何も、あったことありました?」

『おぬしと契約したではないか!」

うーん誰だったかな?あっ!

「もしかしてドラゴナーヴァ!?」

『その通り。私こそ、かの有名な龍王、ドラゴナーヴァ様だ!』

「そんなことより!早くあいつらを助けてくれよ!」

『そっそんなこととはなんだ!まっまあいい。あやつらを助けることか?まず慌てる出ない!ここはおぬしのいた場所と時の流れが違う。こちらでは1時間のことが向こうでは、一瞬の出来事なのだ。」

「あっちとは違う時間軸?よくわからんが早くあいつらを助けてやりたい!」

『おぬし、人の話は最後まで聴け!助けるのには条件がある。』

「条件?」

「あやつらを助けるのは、お前自身であること。」

俺自身?

『厳密に言うと、私の力をおぬしに譲渡して、お前自身があの化け物と戦うというのが、条件だ。』

『ただし、私の力は強大だ。失敗すれば、お前は死ぬぞ?』

「いいぞ!やってくれ。」

『・・・・・・おぬし、私の話を聞いておったか?失敗すればおぬしは死ぬのだぞ!』

「ああ。だけど、ここであきらめたら、信じてくれるあいつらを目の前で死なせることになるんだぞ!俺はそんなくそみたいな真似したくもないし、させたくもないね!」

これだけは絶対に譲れない!俺は、あのクラスの連中とは違うんだ。

『いいだろう。覚悟聞き届けたり!』

そう言った途端、俺は、痛みで視界が定まらなくなった。

「ぐっ、ぐあああああああああああ!!!」

************************************

「くっ、もうこれ以上は、限界!」

ライノ達があともう少しで、死にそうになった時、突如、大きな爆発音がタケルのいたほうからした。全員がそちらを向いた。

「ああ!タケル様。」

そこには、圧倒的強者のオーラをまとった、タケルがいた。

黒かった長髪は、赤と金色の混ざった、メッシュカラーになっており、体は更に女性らしくなり、美貌に磨きがかかっていた。

------------------------------------

〈確認しました。ドラゴナーヴァとの"絆"が出来ました。これにより、ロックがかかっていた龍王のスキルが使用可能になりました。

更に、"絆"が出来たことにより、龍王の最後のスキル、「王の絆」を獲得しました。

龍王のスキルのすべてが揃ったため、タケルの種族を龍魔人から龍魔神に進化しました。

称号「守護者」を獲得しました。〉

------------------------------------

力があふれてくる!これが龍王の力か!

これなら負ける気がしない!

俺は前から一直線に向かってくるグリードを避け、そのままカウンターを食らわした。

グリードは反対側に一瞬で飛んでいき壁に激突した。立ち上がろうとしたが、俺は一瞬で距離を詰め、一発殴った。そのままの勢いで拳をただひたすら連打した。

弱ったところを、最後の締めに、「ゼロックス」に、「龍王の覇気」を付与して、最大出力でぶっ放した。

グリードは木っ端みじんに吹き飛んだ。

俺は力を使い切り、倒れそうになった。アーサーがやってきて俺を支えた。

「オウ!お前ら、無事か?」

「一番ふらふらなあなたに言われたくないですよ!」

「でも、無事で何より。」

そう言って俺らは笑った。

ああ。今がいままでの中で一番幸せだと思う。

そのまましばらく俺達は笑ったままだった。


美貌に磨きがかかった。とか言ってますが、タケルはれっきとした男性です。そこのところよろしくお願いします。ブックマーク、評価、コメントは変わらず、よろしくお願いします!

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