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Power to resist fate ~最弱の男、チート能力で異世界無双~  作者: 桃翔
第1章仲間との出会い 
3/23

最強の王の誕生

こっここは、どこだ?周りが暗くて何も見えない。たしか後ろから刺されて・・・

そして全てを思い出した僕は自然と怒りがこみ上げてきた。

くそったれ!なんで僕がこんな目に。僕がいったい何をしたって言うんだ!なぜだ!なぜだ!なぜだ!なぜだ!!!!!どうしてなんだよ。僕だけがなんで。

僕は親に愛されなかった。弟が僕の何倍も優れていたから。親は弟をもてはやした。いつも僕をほったらかしていた。

そうして考えているとこの世界は、僕にとってずっと地獄だった。

憎い!憎い!この世界が!全てが!僕の頭の中がどんどん暗く閉ざされそうになった時、

〈生きたいか?〉

謎の声が響いた。生きたいかだって?あたりまえだ!

〈全てが憎いか?〉

憎い!連が!南が!この世界が!

〈力が欲しいか?〉

欲しい!弱い奴らが反撃のチャンスを得られる世界を作る力が!

------------------------------------

〈確認しました。

 「不屈の闘志」

 「生への執着」

 「全てを飲み込む野望」

3つの条件を達成しました。

創造と破壊の神シヴァの慈悲により魔王への進化を開始します。

そのため神の権限で龍王ドラゴナーヴァと契約し、種族進化を行います。

進化媒体となる肉体に重度の欠損が判明。ドラゴナーヴァの肉体を使い修復します。

究極最適化を開始します。〉

------------------------------------

その途端耐えられないような痛みが体中に起き、

「う゛っう゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

僕は叫び出してしまった。

10分くらい立って、ましになったところでまたさっきの声が、

------------------------------------

〈進化完了。Lv:10----->Lv:500

種族人種-->龍魔人種

職業----->創造召喚士

スキル獲得。「創造召喚」「龍王の覇気」

      「龍王の鎧」「龍の咆哮」

称号-------->「七聖魔王の二柱目」

       「奪略者」

加護----->龍王の義兄弟

------------------------------------

アナウンスによると俺はクソ強くなったらしい。さっきまで動かなかった体が動く。

ただ気がかりなのは、体が自分のじゃないような感覚がする。胸のあたりも異常に重いし・・・

そこにはあるはずのないものがあった。

谷間。そう谷間。巨乳である。・・・・・・

「なんじゃこりゃー!!!!」

俺は女になっていた。

いや待て。落ち着け俺。体なんてどうでもいいじゃないか!強くなれたんだ。それで充分。

とは言ってもやっぱり気になるので、容姿の確認はしておこう!

髪は膝下くらいまでで、前髪は左右にそれぞれひとかたまりで分けられていた。

身長は170くらいだ。

顔がどうなっているかはわからんけど、まあかわいいんだろう。

容姿の確認をしたところでステータスの確認をしよう。


タケル・ナーヴァ 17歳 男 Lv:500

職業:創造召喚士

力:500000    スキル「創造召喚」

守:500000       「龍王の覇気」

速:500000       「龍の咆哮」

器:500000       「龍の鎧」「鑑定」

魔:500000

称号「六聖魔王の二柱目」「奪略者」

加護:龍王の義兄弟

------------------------------------

ドチャクソ強くなってるやん!Lvの単位もおかしいし!しかも俺、魔王になってら。まあ魔王になったのは好都合だな。あっちから来てくれるわけだし。それに強くなって悪いことなんてないしな。いやーしかし自分を見捨てた神に命を救われるなんてな。創造と破壊の神シヴァ、か。今度会えたらお礼言わなくちゃな。

そうして俺は、迷宮を出るため歩き出したのだった。

------------------------------------これが、のちに世界を変える王の始まりの一歩であった。

いよいよ最強になった主人公。これからどんな物語が待っているのか?続きが気になる方はぜひ評価とコメント、よろしくお願いします!

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