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Power to resist fate ~最弱の男、チート能力で異世界無双~  作者: 桃翔
第1章仲間との出会い 
2/23

裏切りと怖い笑み

前回の話ほとんどあらすじみたいになってました。なので今回は、結構濃い内容になっています!文字数もかなり多くなってますしね!

全員のステータスがわかったところでこの国の現状を聞かされた。

「この国は、女神エレン様が支える聖国家エレストと言います。我々は古くからモンスターの脅威にさらされております。モンスターどもは魔をとべる王、魔王の元に統率されています。」

「つまり俺らに頼みてーのはその魔王とやらの討伐ってことか。」

「理解が早くて助かります。」

ふーん。なんかどこかで聞いたことあんなー。

やっぱり魔王もいるんだな。

「そこで皆様には1ヶ月特訓して強くなっていただきます。」

かくして僕らは打倒魔王のため、特訓を開始した。


とは言っても僕のステータスはクソザコなので、足手まといにしかならないと思う。

特訓は基本、実戦形式でほぼ模擬戦だった。

僕の結果は、言うまでもなく惨敗だった。

そんなこんなで1ヶ月はあっという間に過ぎた。皆のレベルは30くらいまでいっているが、僕は10までしか上がっていなかった。

「武人君、大丈夫?」

幼なじみの南ちゃんが声をかけてきた。

「ふっ。Lv10ごときの僕を笑ってくれ。」

「笑わないよ!だって武人君頑張ってたもん!」

ああ~なんてまぶしい笑顔なんだ!文字だけのせいでこの顔を見せられないのが悔やまれるくらいだ。彼女は聖女になったのだが、合いすぎて逆に怖い。

「おい!そんなザコほっとけよ!」

ここで、あまり出てこなかった、弟の連が割って入ってきた。

彼は、この世界で勇者に選ばれ、さらにクラスの中での存在を大きくしていった。

そして強くなった。見たい人もいるかもしれないので鑑定で見た結果、


 森田連 17歳 男 Lv:30

 職業:勇者

 力:500   スキル「エクスカリバー」

 守:500      「聖武装」「統率」

 速:420      「剣技」「聖魔法」

 器:120

 魔:620

 加護:神エレンの慈愛


な!比べもんにならないだろ。

「今日は迷宮にいくんだ!足手まといはいらねーんだよ!」


「さぁ!これから我々は迷宮に入る!万が一にも危険になった場合はすぐ撤退する!いいな!」

「「「はい!!!」」」

迷宮の中はとても暗く、下手すると迷子になりそうだ。しかしこんなことを考えられるのもそのときまでだった。

30階ほど降りたあたりから、皆の気配が消えた。おかしいなぁと思っていると

「武人君。大丈夫?」

南ちゃんの声が聞こえた。

「南ちゃん?どこにいるの?」

と返事をした途端、背中に痛みを感じた。見ると南ちゃんが僕のことを刺していた。

「え?・・・な・・・に・・・これ。」

そのまま崩れる僕。

「なにってお前を殺そうとしてるに決まってるじゃん。」

その直後、周りから全員の気配がした。

「ふん!無様だな!この悪魔め」

は?何のことだ?

貴様はここにいる聖女様に体を迫り行為に及ぼうとした。万死に値する。」

「ハッハーいつかこういうことやると思ってたぜ!」

待て。そんなことしてない!思っても口から声が出ない。

「こんな奴死んだ方が世のため何だよ!」

そして持っていた剣を僕の腹に何度も何度も、刺した。皆はそれをただ見ていた。

その後、連は聖魔法で迷宮の床を砕き、僕を落とした。

最後に僕が見たのは、冷ややかに僕を見つめるクラスメート達と、ニヤニヤと怖い笑みを浮かべる僕にとっての天使だった人だ。

少しでも面白い、続きが気になる!という方はぜひ評価とコメントよろしくお願いします!作者の励みになります!

誤字脱字、ここもっとこうした方がいいよ!というのもどんどん言っていただけるとうれしいです。

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