20のカード②
バーン!!!!!
「やあ!ヒックマスター、来ましたよ。」
問題児が突っ込んできた。
そう、孫悟空の言っていたあの女とは、こいつのことである。
暴れる酒飲み酒呑童子ヤタ 380 女 Lv:1700
種族:妖魔族
力:1000000 スキル「妖術」「酒飲み」
守:1000000 「鬼道」
速:1000000 称号「酒の化身」
器:2000000 「魔王の過労死要因」
魔:7000000
装備:鬼の錫杖
加護:魔王のファミリー
何なんだろうな、この不名誉な称号。確かに間違ってないから何も言えない。今も酔っ払って、あちこち、うろちょろしてるし。
こいつステータスは、俺の仲間達の中じゃ、平均くらいのくせに酒飲んで酔っ払ってる時は、馬鹿みたいな力出すんだよな。1ヶ月前、アザゼルがこのことをだらしないと注意して、30mくらいぶっ飛ばされてたからな!酒入ってないときは、頭いいお姉さんなのに。
「そういえば、ヒック、孫悟空の奴が、あたしのこと見て溜め息吐いてたから、ここにヒック来る時壁にめり込ましといたじょ~~~!」
「お前!なんてことを!」
可哀想に。俺がまだ切れてないのはあいつのおかげなのに。このグラマー髪ボサボサ女は、加減できないのか!俺は、孫悟空に冥福を祈った。
「お呼びと聞き、参上したぞ!」
時を走るライダー タイム 18 男 Lv:1500
種族:亜人
力:2000000 スキル「モード変化」「疾走」
守:2000000 「タイムジャンプ」
速:5000000 称号「駆ける者」
器:1000000 「魔王の路線」
魔:500000
装備:タイムバイク
加護:魔王のファミリー
こいつはタイム。ヒーローがモチーフの奴で、バイクで戦いに向かうという、この世界では珍しい部類である。そしてスキルだが、
「モード変化」----ソード、レッグ、アックス、ガンの4つのモードに切り替え、その特徴の戦い方になる。
「タイムジャンプ」----1日一回、時を超えて、任意の時間に行ける。元の時間に戻るのは、回数に含まれない。
どっちも反則ですね。レッドカードです。退場!
まあそんな、しょうもないギャグは置いておいて、普通に強いな。ステータスがかなり極端で、器用さがかなり低いこと以外は。そこはしっかりしないと駄目だな!
「そうだ。ここに来る途中、壁にめり込んでた孫悟空を見つけたんで、助けといたんですけど、良かったですかね?」
!!!なんと。駄目って言ってごめんなさい!
「そうか!ありがとう!今度お礼するな!」
「ありがとうございます!!!」
「ワンワン!」
でかい犬が入ってきた。
『でかい犬とは、失礼な!気持ち悪い、無能が、私のことをそんな風に言うとは、万死に値しますよ!』
「・・・・・・ビキビキ」
『ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!そんなつもりはなかったんです!こんな風に強く当たればご主人様が私と夜を過ごしてくれるかと思っただけで!』
神の使いフェンリル 500 女 Lv:3000
種族:神獣
力:4000000 スキル「咆哮」「烈風」
守:4000000 「灼熱」「ボイス砲」
速:5000000 称号「吠える者」
器:100000 「魔王のペット」
魔:5000000
加護:魔王のファミリー
強そうに見えるが、ただの構って欲しい発情犬だ。それより、聞き捨てならない言葉が聞こえたな~。
『ほんとにすいません。調子に乗ってしまいました!』
「その言葉をもう一度言ったら八つ裂きにするからな!」
『はい~~~~!!!!!!!!』
「もう怒るつもりはない。次から気を付けろ。」
まあ中身はいい奴だから、殺したりはしないけどな。そう言って、頭を撫でた。
ポヨンポヨンポヨン
次にやってきたのは、腰くらいまでのサイズのスライムだ。スライムには、珍しく、目らしきものがある。
スライム・ノヴァスラ丸 1 無性 Lv:1200
種族:スライム
力:0 スキル「捕食」「万能変化」
守:6000000 「物理無効」
速:2000000 称号「喰らう者」
器:7000000 「魔王のペット」
魔:6000000
加護:魔王のファミリー
『プユプユプユ!!!』
ああ~~。癒やされるわ~~~~。ある意味こっちのほうがフェンリルより、愛嬌あるかも。まあそんな見た目とは裏腹に、当たり前のように強い。スライムの固有スキルしかないものの、このステータスのため、反則なのは確定。
『プユ!プユユ!』
カワエエな~。
「ども。」
成り代わる天才マーレ 1 男 Lv:1400
種族:ゴーレム
力:7000000 スキル「物真似」「吸収」
守:4000000 「分裂」「錬成」
速:2000000 称号「真似る者」
器:5000000 「魔王の身代わり」
魔:8500000
加護:魔王のファミリー
「真似るのが趣味なのに、できなくてしんどいんですけど、どうしたらいいっすか?」
「もうすぐ地上に行くからその時に思う存分真似れば?」
「そうすね。」
こいつはゴーレムのくせにペラペラ喋るし、何でも真似ようとする、不思議な奴である。姿はただのマネキンにしか見えない。スキルの一つがかなりの曲者で、
「物真似」----他者の姿、形、性格、記憶、仕草の全てを真似する。しかし、一度使うと、性格は、元の性格だが、それ以外はその者になってしまう。
つまり、使いどころを間違えれば、そいつを失ってしまうということだ。なかなかのスキルだな。
まあ、「分裂」を使えば、それに全部コピーできるから、あまり深く考えないでおこう。
じゃあ、次はどいつだ?
タイムはけっして、あれではありません。ライダーとは、バイクに乗る人のことを言うのであって、けっして仮面をかぶった人達ではありません。
それはさておき、今回も読んでいただき、ありがとうございます!全く面白みはないかもしれませんが、どうかお付き合いください。最後に、ブックマーク、評価、コメント、星をよろしくお願いします。




