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ある少女のブログ  作者: @naka-motoo
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第6話 巣鴨のバーガーショップ

 日曜の午後はバイトを入れているので、今度は山手線で巣鴨に戻る。


 わたしはハンバーガー屋でアルバイトしている。いかにも女子高生、って感じに聞こえるかもしれないけれども、いわゆるMDやMOのような大手ではない。地元の静かな個店のハンバーガー屋だ。はっきり言って、はやっていない。ハンバーグも手作りでとてもおいしい、と思うのだけれども。とげぬき地蔵の、お年寄りの通りなので当たり前かも知れないけれども驚くくらいに若者が来ない。地蔵通りから少し脇に入った店なので、お年寄りは来る。でも、わたしはこのバイトが好きだ。楽しい。


 なので、日曜の午後にバイトを入れる、というのがミソなのだ。


 月曜の直前の時間を空白の時間にしてしまうと、緊張感と絶望感で本当に学校に行けなくなってしまうから。高校が決して嫌いなわけではないけれども、小学生の時のことを思い出すと、やっぱり、日曜の夜、寝る時間が近づいてくると、とても苦しかったから。


「おはようございます」


 この手のバイトは午後出勤でも挨拶は’おはよう’だ。


 さあ、今日も頑張ろう。

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