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H-1.100人の村

もしフェルトミア世界が100人の村だったら


1人が魔王、1人が人の王です。

30人が魔族側で、70人が人間側です。


60人がヒト族です。

7人が獣人です。

3人がエルフです。


40人が奴隷であり、

33人がヒト族、6人が獣人、1人がエルフです。


70人が平和を望み、

30人が戦いを望んでいます。


20人が世界を憎み、

40人が誰かを憎み、

39人が誰かを愛し、

1人が世界を愛しています。


92人が住人です。

8人が召喚者です。


99人が世界のことを知らず、

1人がそれを心配しています。




「ん、何をやってるの?」


「日本の話で興味深い逸話がありまして、私の国だとどうなるか考えていました」


ハジメ、ユリ、セラ、マリー、クミ、リリス、ミユが集まって話をしていた。

ミユは何を言われているか、さっぱりわかっていないようだ。


「へえー。確かあれは統計的な話、欺瞞的な話、”いい話”への誘導、の3セットだったじゃない。

 統計のほうは役に立つけど、後ろの二つはちょっと蛇足だよね」


後ろの二つは”いい話”とすることでチェーンメール化するための物だろう。

そのせいで有名になったのは間違いない。


「原本は、世界がどう回っているかを客観的に見るための比喩だったね。

 まあフェルトミア世界に例えるとどうなるかは興味あるよ」


「ええ、それで王女だったセラと獣人のクミ、魔族代表リリスに話を聞いていました」


ガフガリオンはそういうのは興味ないだろうしなあ。

しかしリリスが研究者的な考えを持っていたとは予想外。


「なるほどねえ」


ボクはその場を離れた。




(結局のところ、世界のために建設的に行動していたのは魔族だったんだよね。

 セラとクミには申し訳ないけどさ)


人の欲望は抑えられない、ということだろうか。

それとも寿命の長さは視点の違いに繋がってしまうのだろうか。

召喚に頼った連中が一番悪い。

騙す連中が間違いなく悪いけど騙された召喚者に責任が無いわけではない。


あの話はデータを総合的に見る事、多面的に見る事の重要性を示したことだろう。

そこに一面的な意味を付与するのは愚かというものだ。

人は望む結果に飛びついてしまうものだから。




だからあなたは…踊ってください

自らの意志で

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