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C-2.空の支配者

水中を泳いでいると、時折海水面での戦いが見受けられた。

てっきり鳥が魚を急襲しているのかと思ったが、

陸地のないこの水没世界クリミアでどうして鳥が生きているんだ。

実に興味深い。


水中から触手による急襲。相手は鳥…じゃなくてハーピー。

予想外の収穫である。

ただ、このハーピー、女性型しかいないんだがどうしてこうなった。

いや、女性型同士でやりあって卵産んで育てているのはわかったけどさ。

どのような経緯で進化したのか不安である。




空だ。

ボクはハーピーボディを入手し、空を飛んでいる。

なんと空に島が浮いていた。全てが水没したわけではなかったようだ。

どうやって浮いているか、要調査である。魔力エネルギー使っているみたいだけど。

ただ、島は空を飛ぶものに完全に支配されていた。




飛行系は貴重で優秀だ。是非眷属に加えたかった。

しかし…諦めた。うん、あかん。

知恵を使わなくても生活できる世界ではあっという間に教育レベルが下がってしまう。

そう言うことだ。

幼稚園レベルかな?

そういえば犬や猫、カラスあたりの頭のいい動物はそれくらいだと聞く。


とりあえず、空は飛ぶものしかいない、天使型の敵がいることはわかった。

神の使いというわけではないだろうし天使だと違和感がある。

天族とでも呼ぼうかな。

ハーピーの感触からすると天族も頭悪いんだろうな…。

決めた!ワイバーンでいこう。




古代竜ガフガリオンも呼び出す。

ボクとしては数匹、出来たら男性女性確保すればあとはどうでもいいのだ。


しばし飛行する。

彼らの生息域はかなり上空みたいだけれど、いったい何を食べているんだろうか。

魔力エネルギーだけで生きていけるタイプかな。


目標発見。おお、神殿っぽいのが島にある。

先制攻撃はガフガリオン、君に任せた!


極冷吐息コールドブレス”発動。


冷たい風が島を包む。

単に冷たいだけではない。中身は液体酸素だ。

状況によっては酸素中毒で意識を失う可能性もある。

天族がボロボロと墜落していく。

良く見たら魔力で耐えている連中もいるな。

狙い目だ。

ボクはそれを頂きにいこう。


風に乗って急接近する。矢がいくつか飛んでくるが大したことは無い。

しかし武器を扱う知識はあるんだ、期待できるかもしれない。

男性二人ゲット。味は人間に近いな。ベースは人間かな?

いったん離れよう。


離脱タイミングに合わせてガフガリオンが行動する。

今度は高熱のブレスだ。

気中に残存している大量の酸素をも利用したいい組み合わせだろう。

彼は相当なベテランだ。魔王の相棒は伊達ではない。

生き残りに装備のいい女性型を発見。王妃か王女か姫かは知らない。

いい装備だと逆に狙われて死亡率上がる可能性を考えていないのだろうか。

いっただきまーす。


空中では誰かを守るという行為は困難を極める。

全方位を警戒せねばならないし、支えとなる陸地がないために受け止めることが難しい。

ガフガリオンに比べれば小さいとはいえワイバーンも大型、蹂躙するのは容易であった。

ついでに護衛も食い荒らしておく。


概ね戦いは終わった。そう判断してもいいだろう。撤収だ。

もうこの世界には用はないけど、イエローナイフが怒るかなあ。

こんな馬鹿ばっかな世界には興味無いと思ってるんだけど。


まあいいか、ハーピーの振りをして巣へ戻ろう。

端末を設置して一日も待てば十分だ。

それで次へいこう。

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