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俺様、神様、創成主!?~いいえ、人間です~  作者: 慧斗
第2章 神様は、仲間たちと出会った
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第18話 神様、チビドラゴン(人型)の服を買う

「ここが服屋さんっ?」


「そうみたいだね」


 リオラに教えてもらった服屋は、この国の中でも大きい店だった。これも俺が創ったのかと思うと、なんか感慨深いものがある。


「えーっと、ここで合ってるはずだ。確か店の名前は……」


〈ユニシロ〉。


「…………」


 ネーミングが適当すぎだろ、俺……!


「早く買おっ!ボクが欲しいのを選んでいいんだよねっ?」


「ああ、いいぞ」


「やったっ!ほらナオっ、早く行こっ!」


 くぅが飛び跳ねて服屋に入っていく。


「ちょっ、走っちゃダメだよ!」


 くぅに引きずられながら、ナオも店内に入っていった。


「お金が足りるといいんだけど……」


 何しろ、俺はバイトのお金だけで生活してきたのだ。中学生までは、親戚からの仕送り(少なめ)もあったけど、今はもうない。自分で金を稼げる年になったんだから、もう良いだろうってことだろう。親戚のくせにずいぶん冷たいと思わなくもないけど、まあどうにか生活できてるからいい。

 それで、いつも貧弱な生活を送っているものだから、どうしても貧乏根性が染み付いてしまっている。まあ、今回は創世主様専用のクレジットカードだから心配しなくていいかな?でも、カードを持ってるとなんか落ち着かない。


「お兄ちゃんっ、早く早くっ!」


「はいはい」


 くぅに急かされて、俺は苦笑しながら店内に入った。

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