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アレは、2450年のとある夏休みの頃だ。
その頃の日本では、魂の具幻化、心の具幻化、と言う事をこの東京でやっていた。
魂の具幻化とは、魂すなわち命の具幻化。
この具幻化によって残り命や病気などがわかる。
それと同様、心の具幻化は、精神の具幻化。精神状態がわかる。だからより具体的に精神状態が分かる事により医療にも役立っていくはずだった。
そぅ…そのはずだったんだ。
その頃の具幻化って言っても、機械を使って測るだけだった。
だからなんの危険性もなく大丈夫だったはず。
しかしそれを具現化…いゃ具体化しようとしたのだ。
もっと簡単に言えば幽霊を皆に見れるように触れるようにしようとしたのだ!
しかしそんな研究がされていたとしても絶対にできないはずだった。
しかしありえないなんてありえないって言葉がある。絶対なんてない。って言葉がある。
そぅ、長い年月の中できる事がある。できない事も。できてはならない事も。
しかし余りにも未完成で実験をしようとした闇の組織。
闇の中の王国
ダークキングダム
そんなふざけたネーミングセンスをした組織がそれをした。
もちろん未完成の実験をやったところで成功はないはず。
しかし計算外の何かしらが付き物だ。
そぅ計算外の何かしらが起こった。
それは魂と心の融合だ。
命と精神の融合?
理論的って言うか言葉からして意味がわからないはず。
しかしそれは融合した。
元々あった心と魂は一つになった。
考えようでは具幻化されたものが融合したところで本体には関わりのない事だ。と。
しかし現実はそう甘くなかった。
具幻化されたソレは本体と繋がっており、直接ダメージを受ける。
つまりだ。
まだ機械を使って測る事しかできなかった事がここまで一気にできるようになった。
これは科学側からしたらとてつもない進歩を遂げたわけだ。
確かに具現化は元々する気でいたしそれがなった事は素晴らしいが、アクシデントは一つ。
融合を始めた。
本体と繋がっている心と魂が融合したらどうなる?
未知の領域に踏み込んだ人間はどうなる?
真理に辿り着いた人間はどうなる?
それはわからない。
しかしこの組織のせいでなくなった人々は130万人。
しかし死んだわけではない。
全員心と魂が無くなった。
生きている。
だが、心と魂が無くなってしまった。
そんな中、融合した魂と心は組織のやつらに取られてしまったのだ。
そんな中偽装の心と魂を開発して無くなった130万人の人間にいれた。
しかし適応者は少なく生き残ったのはなんとたった5人。
残りの人は適応せず今も寝ている。
そして今!