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「懐かしい記憶」

作者: 由羽

恐ろしい時代になったとは、思いませんか。


なるように、なってるだけさ。


なるように?


うん。


対処できるようなものなのでしょうか?


答えがあるというものではないからね。

しかし、君は確かに、持って生まれてきているんだよ。


すでに持ってる?


そうだよ。

難しい理論でも、なんでもないんだ。


うーん。どういうことでしょう?


お母さんが、いなくなったら、子供はどうする?


もちろん、悲しみますよ。

泣いて、探すでしょう?


はっはっは。

君、もう分かってるじゃないか。

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