死後の世界
ここ、どこだ。
俺が目を開けると、真っ暗闇の中にいた。
「こんにちは、高宮楓さん。」
どこからか声が聞こえる。・・・ん
何故、俺の名前を知っている!?
てか、誰だ!?
俺が、頭に「?」を浮かべていると、
「暗いですよね、今明かりを付けます。」
すると、真っ暗闇から真っ白な壁の部屋になった。
話し手の姿が見える。
「っ・・・」 話し手を、見て俺は絶句してしまった。
なぜなら・・・そこにいたのは、
赤くて輝いている瞳、優しそうな顔つきで、ウェーブかかった金髪の美少女がいた。
「改めてこんにちは、高宮楓さん。」
「え、あ、こ、こんにちは。」
俺は、目を合わせて会話ができなかった。
俺の、今の顔真っ赤だろうな。
そんなことを、考えてる内に、美少女こう言った。
「貴方は、不運なことに若くして命を落としました。」
ん、俺って死んだのか?
前の記憶がない。
え、マジで俺死んだの? じゃぁ俺なんでここに、いるんだ?
そう思いつつ俺は、
「俺、死んだんですか?」
と、聞いた。すると、美少女は
「現代の記憶がないんですね。貴方の死因は交通事故です。・・・」
美少女は、悲しげそうに俺に告げた。
「じゃぁ、ここは・・・」
俺は悲しみよりも、不思議でいっぱいで、こう聞いた。
美少女は、こう答えた。
「ここは、若くして死んだ人々に、チャンスを与えるところです。」
俺は不思議に思って、
「チャンスとは?」
「チャンスとは、赤ちゃんから人生をやり直すか、異世界に行くことです。」
と、美少女は答えた。
ん、この美少女は、なんて言った。
俺は不思議に
「赤ちゃんから人生をやり直すか、・・・・・何て言った?」
「異世界に行くって言いました。」
異世界って、あの異世界か? ドラゴンがいて、魔王がいるところか?
マジで行けるのか・・・
「では、どちらにしますか、赤ちゃんか、異世ーー」
「異世界で!」
俺は、即答であった。