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無気力チーター  作者: maiki
第一章 学校編(ロール)
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空気を読もう

なんか久しぶり



「もぅ、何すんのさぁ」

「どう考えてもクーちゃんが悪い」


二人の言い合いにリアはついていけない


二人がいい争いをしている間にも背後ではケルベロスがテレを踏み潰そうとしていた。


そして.......踏み潰された。


「あぁぁぁぁ」


しかし

「.......あれ?」


踏み潰されたはずのテレが足を割くようにして.......正確にはすり抜けるようにして出てきた。


自分でも何が起こったのかわからないらしく、自分の体をさわったりして確かめている。


しばらくして

「生きてる?」


皆がテレの周りに集まってくる。

「大丈夫?」

「う、うん。」


テレの無事を確認したところで、全員の後ろから声ご聞こえてきた。


「本当にごめんなさい」


頭を下げているのはネルチャだ

その横ではクロットがすねたように横を向いている


「クーちゃんも謝って‼」


ネルチャがクロットの頭を押さえて無理やり下げている。


「もぉ、わかったから手を離してよ」


ネルチャはクロットの言う通りに手を離す。


クロットは気まずそうに

「ゴメンね.......なんか皆のテンションが下がってたからあげようかと思って.......つい」


「ほらもぅ、いい加減この映像戻して!」

ネルチャに怒られながらクロットが球体に近づくとボタンを押した。

その瞬間にケルベロスは消えた。


「ッ!?」



説明を終えたあと.......それからしばらくクロットは説教を受けることになったのは言うまでもない。



一通り怒られて、スッカリおとなしくなったクロット。


その横でリアがネルチャに

「なら、魔物ってでないんですかね?」


「気づいてなかったの?」

答えたのはクロットだった


「クロットさん。どう言うことですか?」


「リアちゃんが最初に部屋で魔法を使ったときに、魔物が出てたんだけど、あの魔法で、一瞬でやられてたよ」


「..............」

「..............」


「.......ま、またまたぁ。クーちゃんったらまだふざけるの?」


「いや、別にふざけてる訳じゃないんだけど」


まさかの言葉に全員、反応ができない。


リア自身、信じられずにいる。


しかしクロットは嘘をついているようにも見えない。


(っていうことはつまり.......)


「ほ、本当に倒してたの?」


「ええぇぇぇぇぇ」

全員の叫び声だけが響いた。




あっけなく、リアの番が終わり、今先頭を歩いているのはテレだ


再び奥へと進む一行の足元には虹色の輝きが絨毯のように道いっぱいに広がっていた。


その上を歩いていると、罠が一つも発動しない。


一度クロットが虹色の光が無いところを踏んだところ、ピンポイントで罠を踏んでしまったらしく、大きな穴が開いた。


幸い、クロット以外は乗っていたので、落ちそうになって危なかったのはクロット一人だけだった。



そのまま、罠にかかることなく進んでいくと、再び広い部屋へ着いた。


(やっぱりきたかぁ)

「どうしよぉかな…」


テレは地面にてをつくとテレを中心に草のつるが伸びて部屋の床を覆ってしまった。


「おぉ」

「すごいですね」


これには全員が称賛の声をあげた。


罠が発動する音が聞こえたが草が敷き詰めてあって穴を確認することすらできなかった。


すぐに異変は起こった。


大きな音と共に目の前に魔物が出現した。

巨大なコウモリの姿をした魔物、<バドラスト>だ。

テレはもちろん、リアも初めてみた魔物だ。

「うわぁ、バドラストだぁ」


バドラストを見て、感嘆の声をあげたのはリンドルだ


リズがリンドルの方を向きながら

「知ってるの?」


「実際に見るのは初めてなんだけど、野生はもっと北の寒い方にしかいないって言われてるの」


リンドルの話を聞いてトイスが

「あ、それなら聞いたことある。確か、暗くなったときに群れで行動をするんだったよね?」

「うん」

リンドルがうなずく。


「へぇ、じゃあこれはめずらしんだ」



「でも、攻略するには倒すしかないんだよね」





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