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無気力チーター  作者: maiki
第一章 学校編(ロール)
13/91

想像と創造

水気は説明を始めた。


「え~とね~…………何が知りたいんだっけ?」


・・・・ズコッ!?

「あなたの魔法についてです‼」

思わず叫ぶリアにあまり気にしてない様子で水気は

「そうだっけ?まぁいいや。えっと~俺の魔法はね……」

こうしてようやく水気の説明は始まった……本当に。


「俺が使える魔法はね~ひとつだけなんだよ。名前は『想像そうぞう創造そうぞう』っていってねまあそのまんまなんだけど見たことだったり思ったことをそのまんまそこになにもなかったとしてもだすことができるんだよ。」

「……」

「……」

「………………?」

「それだけですか?」

「え?まだ説明がいるの?」


リアは頭を抱え

(ダメだ~この人に常識は通用しないんだった~)

悟りを拓いたような顔で

「お願いします。」

「………………分かった。」


その笑顔の迫力に負けた水気は説明を続けた


「例えばぁこの前の朝に見たからこの猫やライオンを出すことが出来たし、今はしないけど見た魔法とか以外でも

ここに穴が開いてればな~。とか

ここにベッドがあったらな~。とか

思えば一瞬で出すことも出来るよ。まぁそれ以外にもできないこともないんだけどする必要もないからねぇ」


話を聞いて完全に理解できていない三人だったがこれだけは分かった。

「「「何てチート」」」


それと同時にこの魔法?をてに入れたのが彼でよかったと思った。

こんなとんでもない魔法を悪用しようとすれば誰も太刀打ちできないに違いない。


(魔法を得た相手がこのとても面倒くさがり屋で良かった)


それは自分達が住む世界を思えばこその事だった。


少なくとも彼らも水気の魔法を悪用して事を成すことも出来たわけだ。

…………水気が動くかは別として。


「茶見君。君はなるべく魔法は使っちゃダメだよ。」


カルトの懸念はもっともだった。比較的平和なこの国でも彼の存在に気づけばどのようなことをしてでも彼を自分達の兵器として使おうとするのは絶対だろう。


カルトの心配をよそに当の水気は


「しないしない。面倒くさいから。」


話を聞いても態度の変わらなかった三人を見て水気は内心驚いていた。


(ここならもう少しのんびりしててもいいかなぁ~)


・・・・元々いくところもないのだか。

それにしても彼の能力はチートですね。

しかもまだまだ力を隠してるだなんて……



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