21話
伏線は回収させて貰った!
新キャラ登場だよ!
「はぁ、はぁ、全然見つかんねぇ……。」
あいつを探して約1000年、中々見つからない。あのクソジジイめ、歩けば見つかるとか曖昧な事言いやがって!なんやかんやで1000年も経ってるじゃねえかよ!クソ、今居ねえ奴にムカついても意味ねえし、今日はこの山粗探しして頂上で野宿か…。
「待ってろ、親友。」
〜粗探し中〜
取り敢えず頂上に来たのは良いが…。
「居る…訳ないよなぁ。」
ここも外れかもな…。若干諦めている部分が最近出ている。あの時のジジイは俺を面白半分に騙した妖怪だったかもしれない。
「ふ…止めだ止め止め!変な事考えるな!最低でも後一億年位生きてりゃ会えるっしょ!」
やるぜ、俺は。見つからなかったらあのジジイを蜂の巣にしてやる!効くかどうかは別としてな…。
いきなり俺に影が覆い被さった、なんだなんだと見上げると、
「あ?はあぁ!?」
岩が落ちてきた!結構デカイぜ!?紙一重の差で避けた岩を恨めしく睨んだ後、飛んできた方向を睨む。
「なんだ今の。無闇に物を投げるなと母ちゃんに言われなかったのか?」
ークロ視点ー
「赤鬼さん、どうしたの?いきなり岩なんか投げて。」
「あー、ついにイかれちゃったのかしら?」
「いや、違うから。なんか向こうに知らない気配がしてな…。」
「手応えは?」
「無いな。避けられた。ついでに言うとこっちに来てる。」
「そりゃあ怒りに来るでしょ。」
「謝るのは蛮華だけにしてよね。」
全くこの人は…常識的に考えて知らない人に岩なんか投げないでしょ普通。でもまぁそんなことより、今こっちに来てるらしい気配、なーんか知ってるような…気がするような?とっても懐かしい様な気がする。
お?そろそろ来るか?
「誰だぁ!岩投げたや…つ……。」
「「こいつです。」」
「いやぁ、すまんかった!ついうっかり。」
うっかりで殺しかけるのもどうかと、って言うかなんか凄いガン見してくるんですが。
「み」
「「「み?」」」
「見つけたぁ!」
「え、ちょ、ふぁぁぁ!?」
おおう!?出会い頭に拉致られた!?それに速い!結構速い!
「見つけたぜ!親友!」
「ええ!初対面な気がするんですが!?」
「冗談言うなって!夢で言ったろ?今度は1000年後だって!」
「なんで夢の事を!?」
「まだ信じらんねえのか!…よし、撒いたか。良いか、今から俺がとっておきの昔話をするぞ。」
「え、うん…。」
「むかーしむかし、ある所に、一人の少年ががいました。少年はよくチビだの女だの言われていました。」
「オイチョットマテ。」
「そんなある日、偶々通りかかった一人の少年が、虐められている少年を偶々見つけました。」
「ゴメンって、疑ってゴメンって!」
「少年はいじめっ子を押し退け虐められている少年のズボンを掴み、なんと一気にずり下ろした!パンツ込みで!そして少年は声高らかに言った!<付いてんじゃねえか!>」
「僕は言ったよ!<うっさいバカ!?>って!」
「その後、俺の活躍によりイジメは無くなったとか。」
「確かにイジメは無くなったけどね!?あの後恥ずかしくて知恵熱出して三日も休んだんだからな!?」
「なんだ、結構覚えてるじゃん。やっぱり俺の親友だな!」
「あれだけ衝撃的だと忘れられないんだけど!?」
「いやぁ、良かった良かった。無事に会えて…。」
「…ゆ、友人?」
「うう、俺はなぁ…お前が死んで無いかずっと心配でなぁ…!」
友人……。
「もし会えても俺の事忘れてたりしたらお前…俺は…俺はぁ……!」
「僕が友人を忘れるなんて……無理だよ。」
「親友……。」
「あの夢を見る前からずっと、友人の事を忘れた事はなかったよ。」
「クソ、嬉しい事言ってんじゃねえよ、畜生!」
「取り敢えず自己紹介しよう?こっちで名前忘れちゃって…。」
「安心しろよ、俺もだ。」
「じゃあ、改めて。久しぶり、友人、僕はクロだよ。もう一度、よろしくね?」
「ああ、久しぶりだな!親友!俺は紅城 睦月だ!苗字だけは思い出せてな。後はその日の月が睦月だったから付けた。」
「結構しっかりつけたんだんね、僕はパッと思いついたやつなのに。」




