表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方狐狗狸記  作者: 猫の子
22/31

20話

遅くなりました!今度こそ間違って無いよね?


ホントスミマセン!何でもするんで!


電子 辞書「ほぅ?」


...辞書さんが!


電子 辞書「えっ!?」

―翌日―


 あるぇー?


「1、2、3、4...増えてる。」


 何度数えても4つだ。明らかにおかしい!


「赤鬼さーん!ルーミアー!尻尾が増えたー!」


 妖怪(本職)に相談だ!


―んで―


「病気じゃないの...?」

「そうだぞー、病気じゃないぞー。妖獣とかは種類にもよるが妖力が増えたら尻尾も増えるやつが居るからなー?」

「そうそう、クロは皆よりだいぶ遅かっただけだからねー。(それでも全部別の動物ってのは珍しいけどね)。」


 なんだー、病気とかじゃないのかー、いやー良かった良かった。



 ......常識だったよ!

 うわ、恥ずかしっ!超恥ずかしっ!ええと、皆知ってんの?ちょっと本当に恥ずかし過ぎる!


「恥ずかしい.........。」

「えっと...」

「あー、そ、そうだ!クロの尻尾って感触良いよな~!?」


 消え入りそうな声で呟いた僕に、話題を強制的にねじ曲げてくれる赤鬼さん、今はその気遣いが辛いです...。


「そ、そうね!さらさらでもふもふよね!」

「...起きてからまだ手入れしてないし...。」

「枕に良さそうだよな!」

「もういいよ...。」


「4本もあるならさ...」

「一本くらい...良いよね?」

「良いわけあるかバカァ!」


 ボン!


「うわ!」

「キャ!」

「うお!?」


 あれ?妖力弾を撃とうとしたんだけどな...?まあ良いや!取り敢えずザマァ!!


「(^p^)g」

「うわ、ムカつく!」

「やっちまえ!」

「「「「「「「よっしゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!」」」」」」」

「何でそうなる!?」




―今回判った事―

・五感のパワーアップ

・疑似狐火

・なんちゃって幻術

・尻尾の使いやすさ上昇

・単純に妖力(?)の増加


 赤鬼さんとルーミア以外の全員を片付けた後、判った事をまとめてみた。因みに真横には喧嘩で倒した死屍累々が積み上がってる。まあやったの僕だけど。


「くそう...まためんどくさいことに...慣れるようになるまで何年かかるのか。...どれもこれもあのじいさんのせいじゃなかろうか...!」



―某所―


「へっくし!...???」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ