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異星の日本国  作者: 流星
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特別派遣部隊の活動①

ようやく本編です。

千葉県 習志野駐屯地

先程からチヌーク2機がその大きなローターを回転させている。そのため辺りはけたたましい騒音とダウンウォッシュに包まれていた。


「積み込み作業はあとどれくらいかかるんだ?」


そう質問したのは派遣部隊の隊長 坪井翔平ニ尉だ。


「ハッ!現在約半分の積み込みを完了していますのであと10分程です。」

こう答えたのは佐藤智幸ニ曹だ。


すでにチヌークには今回の調査に使う物資が積み込まれている。

特筆する荷物では馬一頭と馬車がある。

いづれも現地での荷物運搬用に使うためわざわざ特別に用意したものだ。


もう一機では黒川理(三曹)と古井洋一(三曹)が石田篤(二曹)の指示で食料品と武器・弾薬を積み込んでいる。


今回の調査ではこの五人が現地で活動をすることになっている。


10分後。

物資の積み込みが終わり隊員が乗り込んだことが確認された。

そして二機のチヌークはホール向こう側へと飛び立った。


習志野駐屯地を飛び立った2機のチヌークは

、10分程飛行してホールへと入った。

その瞬間、一瞬だけ目眩がしたが特に異常はなく無事に異星の空へ来ることが出来た。


「「隊長!やりましたね!」」


こう口をそろえて言うのは黒川三曹と古井三曹の2人である。


この2人、歳も階級も同じということでとても仲が良いのだ。


「おい。まだ超えたばかりだぞ!少しは気を引き締めろ!!」


2人の発言に注意を促したのは5人の中で一番の年長者の石田篤ニ曹である。


「そうだぞ。俺たちは情報収集の為に派遣されたんだ。固くなる必要はないが緊張感を持つように。」


と隊長からも言われたので2人は返事をして装備の点検を始めた。



そうこうしているうちに降下ポイントまで5分となった。


「よし!降下は打ち合わ通りに行くぞ!」


「了解!!!!」



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