白く塗りつぶせ!ver.アナザー
※結構なグロ
ああああああやっちゃったやっちゃったやっちゃったやったやytyたやt
今の心境を文章に表したらこんな感じだろう。
床に転がった首を見て正直引いてしまった。うわーなにこの生ゴミ!きったな!
恐る恐る手に取ってみると、なんか異様な感触がして思わず壁に叩き付けた。やだやだ、本当に汚いわ。
…これ、喋るかな。さすがに死んでるかな。
もしかしたら生きてるかも、なんて思い始めたらもう止まらない。最終的にはこいつは生きていることになった。よし、殺そう。
頭と同じように転がっていた体を見るのがイヤで、頭だけを持って部屋に行く。なるべく顔は見ないように。
まずは目玉を抉り取る。なんともいえない色をしていたのでそのまま床に放置。
次に鼻。やっぱり汚かったので放置。
次は…髪の毛でも毟っておくか。無駄にさらさらしていたのでテキトウにばら撒く。
次、口の中。舌を切り取り、歯を砕く。わけがわからなくなった。
最後は脳味噌。結構な力を使って頭を上からまっ二つにする。うわあぐろいきもい。
タレ流れてくる脳味噌をぐちゃぐちゃに切り刻む。ついでに全部全部。ぐちゃぐちゃしててうざい。
さて問題です。これはなんでしょう。
「…之乃、」
夢の中で誰かに呼ばれた気がした。あ、違う。いつのまにか寝てたんだ。
目を開けようとしたら誰かに頭を撫ぜられた。厩戸だな。こんな優しい撫で方が出来るのは彼しかいない。
なんか起きるのが勿体無くて狸寝入りを始める。なのに、厩戸はすぐ部屋を出て行ってしまった。 ああ、そうか。
しばらくして玄関から音が聞こえてきて、また一人ぼっちになったんだって確信した。
またっていうか、ずっと一人ぼっちだけどね。なんか三人で一緒みたいになってるけど、気持ち的にはきっとそうなんだ。
昔から、そうだったから。分かるんだよ、私には!
綺麗に片付けられた部屋を見て、何故か目元が熱くなった。
厩戸には人の傷を治せる能力があったんだけど、なんか知らないうちに部屋を元に戻す能力も身に付けたみたいだった。
なのに、どうしてかな。人の心の傷を癒せるほど、厩戸も万能じゃないみたい。どんなに優しく撫でられても、話を聞いてくれても、なんも、なんもよくならな いの
なんで、厩戸も、莢も、 なんで、なんで私にやさしく接してくれるの?!そんなのありがた迷惑!!うざいの!やだ、やだやだやだやだやだやだやだゃだやだやあyだ
だなんて、今の心境を文章で表すなら、こうだろうね。アハハ 馬鹿みたいに涙が溢れてくるよ。死んじゃえ涙腺