第一話 転校
「転校生君入ってー!」
女性担任から言われてドアを開けた。新しいクラス、新しい友達楽しみだな!ワクワクしながら、教室のドアを開けるとそこには異様な光景が広がっていた。
「今日の株式取引どうだった?コンビニ株で10万コウチョー。でも松くんが投資したスーパー粉飾決算だったのかよ!!ガチかよ!」
「1分複利15%どうすか?お客さん青天井はありませんよ!100コウチョーからどうすか?」
「ガチかよ…児童会議員選挙で矢候補裏金疑惑かよ…一票入れたのに。」
ナンダコレ。ふんしょくけっさん?ウラガネ?
しかし先生は注意をするどころか優しい目だった。
「…係活動一時停止するけどいいかな?」
その瞬間、みんなシーンと静かになった。
「よかったわ!学校裁判で争いたくないよね。
…今日はこのクラスに転校生の信君が来たよ。挨拶お願いね。」
「こんにちは。都小学校から来た用・信です。趣味は歴代校長先生の顔を見ることです。よろしくお願いします。」
黒板に名前を書いているとなぜか、空気がおかしかった。
なんというか、ざわざわ…ざわざわ…みたいな。
新しいクラスメイトの声を空耳だが聞こえてきた。
「あいつ…歴代のコウチョ(旧紙幣)ーが好きだってよ…」
「嘘だろ…コウチョーという通貨は他の学校にもあったのかよ…」
「銀行委員会に是非とも入れさせなければ…旧紙幣マニアをな!」
ざわざわ…ざわざわ…
なんか誤解されているような…
書き終わると、女性担任が死んだ目から一変優しい目に戻った。
「みんなー!係停止停止権て誰が持っているけ?」
「せんせいです。」
「小さい声だなー。本当に止めちゃうぞ?」
「「先生ごめんなさい!お金が稼げれなくなるからやめてください!」」
「ヨシ。オッケイ。」
死んだ目に再び戻った。
異質な空気に飲まれるような感じが一瞬した。
なんだ、この小学校は…
あきらめながらも僕は宣言した。
「僕はこの学校からてんk…」
「あら?もしもしたら、地の果てまでも追いかけるね。」
先生が優しい声で教えてくれた。
…………終わった。
続く




