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第85話 リーシャの決意

バルドールの街が見えてきたとき、三人は思わず足を止めた。

街の様子が以前とは明らかに違っていたからだ。


城壁が増強され、塔が何本も新設されていた。

街の周囲には堀が掘られ、入口には厳重な検問所が設置されている。

まるで、戦争に備えているかのようだった。


「何があったの…?」

リーシャが驚きの表情を浮かべる。


「時間の歪みが予想以上だったのかもしれない」

アイリスが眉をひそめる。

「私たちが遺跡にいた間に、ここでは多くの時間が経過したようね」


三人は南門に向かい、検問を受けた。

守衛たちは最初、彼らを警戒したが、孝太の名を聞くとすぐに態度を変えた。


「孝太様!ついに戻られたのですね!」

守衛長が深々と頭を下げる。

「ギルドマスターがすぐにお会いしたいと仰っています」


「一体どれくらい経ったんだ?」

孝太が混乱した様子で尋ねる。


「あなた方が出発されてから、三ヶ月です」

守衛長の言葉に三人は愕然とした。


「三ヶ月も!?」

リーシャが声を上げる。

「私たちにとっては十日ほどだったのに…」


守衛長は彼らを冒険者ギルドへと急がせた。

街を歩きながら、三人は変化に驚きを隠せなかった。

住民たちは堅実な表情で行き交い、軍事訓練らしき活動が各所で行われている。

市場はより組織化され、物資の備蓄を思わせる倉庫が増えていた。


冒険者ギルド《銀狼の爪》に到着すると、彼らは即座にギルドマスターの執務室へと案内された。


扉が開くと、ギルドマスターが立ち上がり、三人を見つめた。

彼の顔には安堵の色が広がったが、同時に疲労の色も濃かった。


「ついに戻ったか」

ギルドマスターが感極まった様子で言う。

「もう二度と会えないかと思っていた」


「三ヶ月も経ったと聞きました」

孝太が申し訳なさそうに言う。

「私たちにとっては数日でしたが…」


「時間の歪みだ」

ギルドマスターが頷く。

「"記憶の核"への旅は、そういうものだと聞いていた」


彼は窓の外を見つめ、深いため息をついた。

「その間に、多くのことが起きた」


「街の様子が変わっていますね」

リーシャが言う。

「まるで戦争の準備をしているようですが…」


「そうとも言える」

ギルドマスターが振り返る。

「君たちがいない間、創造院はより大胆になった。彼らは各地で活動を活発化させ、特にバルドールを標的にしている」


彼は地図を広げ、赤いマークが付けられた複数の場所を指し示した。

「これらは全て、創造院の襲撃があった場所だ。彼らは核の力を利用した兵器のようなものを使っている」


「まさか…」

アイリスが息を呑む。

「彼らは核の力を物質世界に具現化させたの?それは危険すぎる」


「その通りだ」

ギルドマスターの表情が暗くなる。

「二週間前、創造院はバルドールの東区を襲撃した。多くの犠牲が出た」


三人は言葉を失った。


「しかし」

ギルドマスターの表情がわずかに明るくなる。

「君たちの成功は感じていた。一週間前から、空の色が正常に戻り始めたからだ」


「"記憶の核"の安定化の効果ですね」

アイリスが頷く。


「さて、報告してくれ」

ギルドマスターが促す。

「"記憶の核"での出来事を」


三人は順番に、南方遺跡での出来事を詳細に語った。

特に、アイリスが管理者として覚醒したことには、ギルドマスターも大きな驚きを見せた。


「管理者…」

ギルドマスターがアイリスを見つめる。

「古い予言にあった存在だ。核のバランスを守る者」


「まだ未熟な管理者ですが」

アイリスが謙虚に言う。

「私は使命を果たすつもりです」


「では、次は"創造の核"か」

ギルドマスターが思案する。

「中央大陸西部の火山地帯…"炎の聖域"だな」


「そうです」

アイリスが頷く。

「もう一人の孝太も、そこを目指しているはずです」


「彼は既に動き始めている」

ギルドマスターが告げる。

「一ヶ月前、彼が率いる創造院の大部隊が西へ向かったという情報がある」


「私たちも急がないと」

リーシャが決意を新たにする。


「だが、すぐには出発できない」

ギルドマスターが言う。

「君たちはまず休息が必要だ。それに…」


彼は特にリーシャに向かって言葉を続けた。

「君を待っている者がいる」


「待っている…?」

リーシャが不思議そうに尋ねる。


「ルークだ」

ギルドマスターの言葉にリーシャの顔が赤くなる。

「彼は君たちが消息を絶ってからというもの、ずっと街を守ってきた。創造院に対する防衛の最前線に立っていた」


「ルークが…」

リーシャの声が震える。


「彼は今、西の防衛線の指揮を執っている」

ギルドマスターが続ける。

「明日には戻ってくるだろう」


会議が終わり、三人はそれぞれの宿へと向かった。

明日、再び集まり、"創造の核"への旅の準備を始めることになっていた。


---


リーシャは自室の窓から夕暮れの街を見つめていた。

三ヶ月の間に、多くのことが変わっていた。

バルドールは平和な商業都市から、要塞都市へと変貌していた。


部屋のドアをノックする音が聞こえ、彼女が開けると、そこにはアイリスが立っていた。


「少し話せるかしら?」

アイリスが優しく尋ねる。


「ええ、もちろん」

リーシャが彼女を招き入れる。


二人は窓際に座り、しばらく街の風景を眺めていた。


「ルークのことで心配?」

アイリスが静かに尋ねる。


リーシャは小さく頷いた。

「三ヶ月…彼にとっては長い時間だったはず。もう私のことは…」


「彼はずっと待っていたわ」

アイリスが確信を持って言う。

「私は記憶の管理者として、人々の思いも少し感じ取れるの。彼の気持ちは変わっていない」


リーシャの顔にほんのりと笑みが浮かぶ。

「でも、私は迷っているの」

彼女の表情が再び暗くなる。

「こんな状況で、個人的な感情に従っていいのかしら」


「それこそが私たちの戦いの意味じゃない?」

アイリスが彼女の手を取る。

「多様性、個人の選択、感情…それらを大切にする世界を守るために戦っているのよ」


リーシャは深く息を吐き出した。

「アイリス…あなたはとても変わったわ」


「そうね」

アイリスが微笑む。

「管理者になって、物事をより広い視点で見られるようになったの。でも、友情や愛といった感情の価値が分からなくなったわけじゃない。むしろ、それらがこの世界の本質的な美しさだと、より深く理解できるようになった」


彼女は窓の外の夕焼けを指差す。

「見て。あの色の移り変わり、複雑なグラデーション…一つとして同じ瞬間はない。そんな不確実性と多様性こそが、この世界の魅力なのよ」


リーシャは友人の言葉に深く考え込んだ。

「ありがとう、アイリス」

彼女が静かに言う。

「少し考えることがあるわ」


---


翌朝、西門から一団の兵士が戻ってきた。

先頭に立つのは、茶色のローブを身にまとい、杖を手にした男性——ルークだった。


街の人々は彼らを英雄のように出迎えた。

彼らは創造院の襲撃から街を守り抜いたのだ。


ルークが冒険者ギルドに到着したとき、彼はまだリーシャたちの帰還を知らなかった。

彼が会議室に足を踏み入れると、そこにはギルドマスターと共に、孝太、アイリス、そして…リーシャが待っていた。


ルークは立ち尽くし、まるで幽霊でも見たかのように彼女を見つめた。

「リーシャ…」

彼の声は震えていた。


「ただいま、ルーク」

リーシャの目に涙が光る。


二人の再会に、部屋は一瞬静まり返った。

ギルドマスターが咳払いをして、場の空気を和らげる。

「では、状況報告を始めよう」


作戦会議では、創造院の動向と"創造の核"への旅の計画が話し合われた。

ルークは西部での創造院の活動について詳細な報告をし、"炎の聖域"へのルートについても情報を提供した。


「"創造の核"は最も危険な核の一つだ」

ルークが警告する。

「物質世界を直接操作する力を持つ。創造院がそれを手に入れれば、現実そのものを書き換えることができる」


「それは阻止しなければ」

孝太が決意を示す。


「しかし、旅は険しい」

ルークが地図を指さす。

「まず山岳地帯を越え、次に"忘却の森"を通過し、最後に火山地帯に入らなければならない。二週間はかかる道のりだ」


「準備はどのくらい必要?」

アイリスが尋ねる。


「三日で整えられる」

ギルドマスターが答える。

「必要な物資はすでに確保済みだ」


「では、三日後に出発しましょう」

孝太が提案する。


全員が同意し、会議は終了した。

人々が退室する中、ルークがリーシャに近づいた。


「話せるだろうか?」

彼が静かに尋ねる。


リーシャは頷き、二人は城壁の上へと向かった。

そこからは街全体と、遠くに広がる平原が見渡せる。


「三ヶ月…長かった」

ルークが口を開く。

「君が戻ってこないかもしれないと思うたび、胸が締め付けられた」


「私たちにとっては十日ほどだったわ」

リーシャが申し訳なさそうに言う。

「時間の歪みのせいで」


「どんなに時間が経とうと、私の気持ちは変わらない」

ルークがまっすぐに彼女を見つめる。

「リーシャ、君を…」


「待って」

リーシャが彼の言葉を遮る。

「私も同じ気持ちよ、ルーク。でも今は…」


彼女は遠くを見つめた。

「世界が危機に瀕しているわ。私たちには使命がある」


ルークの表情に失望の色が浮かんだが、すぐに理解の色に変わる。

「わかっている。だからこそ、私も戦っているんだ」


「一緒に行って」

リーシャが突然言った。

「"創造の核"への旅に、私たちと一緒に」


「えっ?」

ルークが驚く。


「あなたは創造院のことを誰よりも知っている」

リーシャの目に決意の色が浮かぶ。

「それに…あなたの力が必要なの」


ルークは街を見渡し、しばらく考え込んだ。

「バルドールの防衛は?」


「レクスと他の冒険者たちがいる」

リーシャが言う。

「それに今や街はかなり強化されている。少しの間なら、大丈夫なはず」


ルークはゆっくりと頷いた。

「わかった。君と一緒に行こう」


彼らの間に静かな理解が生まれた。

個人的な感情は一旦脇に置き、世界を救うという使命に集中する。

しかし、その奥底には、互いへの深い思いが確かに息づいていた。


---


三日後、東の門から五人の旅人が出発した。

孝太、アイリス、リーシャに加え、ルークと、意外にもフィンが同行することになったのだ。


「なぜフィンを?」

リーシャが不思議に思う。


「彼は"忘却の森"の通過に必要なんだ」

ルークが説明する。

「あの森には特殊な属性を持つ者しか入れない。フィンにはその素質がある」


「本当に?」

孝太がフィンを見る。


少年は照れくさそうに頷いた。

「僕のお母さんは"忘却の森"の出身なんだ。だから僕は森に入れるんだって」


「そんな重要な情報、もっと早く教えてくれれば良かったのに」

孝太が苦笑する。


「聞かれなかったもん」

フィンが肩をすくめる。


一行は東へと進み、まず山岳地帯を目指した。

天候は穏やかで、旅の初日は順調に過ぎていった。


夜のキャンプで、アイリスが管理者としての能力を披露した。

彼女は空中に光の地図を展開し、彼らの行程と周囲の危険を示した。


「明日以降、地形が急に険しくなります」

彼女が説明する。

「そして、この辺りに創造院の偵察隊がいるようです」


「偵察隊?」

ルークが警戒する。

「もう一人の孝太は我々の動きを監視しているのか」


「おそらく」

アイリスが頷く。

「彼も"創造の核"を目指している。我々より先に進んでいるでしょうが、核の同調には管理者が必要です。彼は私たちの後を追わせているのでしょう」


「罠を仕掛けている可能性もある」

ルークが指摘する。


「警戒しながら進みましょう」

孝太が提案する。


翌日、彼らは山道を登り始めた。

予想通り、道は次第に険しくなり、足場も悪くなっていった。

特にフィンには厳しい道のりだったが、少年は驚くほどの体力と適応力を見せた。


「さすがは"砂の民"の血を引くだけはあるな」

ルークが感心する。


「僕のお父さんが"砂の民"だったの?」

フィンが驚く。


「その通り」

ルークが頷く。

「だから君は砂漠でも森でも生き抜く力を持っている」


昼過ぎ、彼らは山の中腹にある小さな平地に到達した。

そこには古い祠があり、七つの石像が円を描くように配置されていた。


「これは…」

アイリスが近づく。

「"七核の祭壇"。古代文明の人々が核への祈りを捧げた場所です」


彼女が祭壇に触れると、石像がかすかに輝き始めた。

「まだ力が残っているわ」


アイリスは目を閉じ、祭壇とコミュニケーションを取るようだった。

しばらくして、彼女は目を開けた。


「ここから先の道がわかったわ」

彼女が言う。

「そして、少し先に危険が潜んでいることも」


「どんな危険?」

リーシャが尋ねる。


「創造院の罠」

アイリスの表情が厳しくなる。

「彼らはこの山道に特殊な装置を仕掛けている。それは"創造の核"の力を模倣し、現実を局所的に歪めるものよ」


「現実を歪める?」

孝太が戸惑う。


「例えば、岩を水に、水を火に変えたり」

アイリスが説明する。

「一時的だけど、旅人にとっては致命的な罠になる」


「回避できる?」

ルークが尋ねる。


「できるわ」

アイリスが頷く。

「私が罠を感知し、無効化できるはず」


彼らは祭壇を後にし、さらに山を登っていった。

やがて、アイリスが立ち止まった。


「ここに罠がある」

彼女が前方の狭い山道を指さす。

「踏み入れると、岩が砂に変わる」


アイリスは両手を広げ、淡い青白い光を放った。

その光が山道を包み込むと、道の一部が一瞬赤く輝き、そして元の色に戻った。


「無効化したわ」

彼女が安堵の表情を浮かべる。


この日、彼らはさらに三つの罠を回避した。

それぞれが巧妙に隠された創造院の装置で、アイリスの力がなければ発見すらできなかっただろう。


夕方、彼らは山の中腹にある小さな洞窟を見つけ、そこでキャンプを張ることにした。

洞窟の中は意外と広く、以前にも旅人が使ったような痕跡があった。


夕食の準備をしながら、リーシャはルークの様子を観察していた。

彼は三ヶ月の間に、より頼もしく、そして険しい表情になっていた。

創造院との戦いで多くの苦難を経験したのだろう。


食事の後、リーシャはルークを洞窟の外に誘った。

「少し話せる?」


二人は満天の星空の下、山の斜面に腰を下ろした。


「あなたは創造院と戦ってきたのね」

リーシャが静かに言う。


「ああ」

ルークの目に苦い記憶が浮かぶ。

「彼らはバルドールを三度攻撃した。二度は撃退できたが、一度目は…多くの犠牲が出た」


「辛かったでしょう」

リーシャが彼の手に自分の手を重ねる。


「創造院にいた頃の仲間と戦うことは、想像以上に苦しかった」

ルークが打ち明ける。

「しかし、彼らは変わってしまった。もはや理想を追求する組織ではなく、ただ力を求める集団になっていた」


「もう一人の孝太の影響?」

リーシャが尋ねる。


「おそらく」

ルークが頷く。

「彼が現れてから、創造院の方針は急激に変わった。より過激に、より力を重視するように」


彼は星空を見上げる。

「リーシャ、君がいない間、私は多くのことを考えた」

彼の声が真剣になる。

「私は創造院にいた頃、どこか曖昧な正義感で行動していた。しかし今は、守るべきものがはっきりしている」


「守るべきもの?」

リーシャが尋ねる。


「バルドール、そこに住む人々、そして…」

彼はリーシャをまっすぐに見つめる。

「君だ」


リーシャの頬が熱くなる。

「ルーク…」


「感情を脇に置くと言ったが、もう隠せない」

ルークの声に決意が混じる。

「この旅が終わったら、私の気持ちにきちんと答えてほしい」


リーシャはゆっくりと頷いた。

「約束するわ」


二人は再び星空を見上げた。

言葉にならない感情が、静かに二人の間を満たしていた。


洞窟に戻ると、孝太とアイリスが真剣な表情で地図を見ていた。


「何かあったの?」

リーシャが尋ねる。


「明日の行程で問題が」

孝太が説明する。

「本来の通路が崩落しているらしい。迂回路を探さなければならない」


「どうやって知ったの?」

リーシャが不思議に思う。


「私が察知したの」

アイリスが答える。

「管理者として、世界の変化を感じ取れるようになったわ。特に、核に関連する場所では」


「別のルートはある?」

ルークが地図を覗き込む。


「北回りに迂回路があるけど、一日余計にかかる」

孝太が指さす。


「時間がない」

ルークが眉をひそめる。

「創造院は既に先行している」


「だったら…」

フィンが小さな声で言った。

彼は今まで黙って話を聞いていたが、突然立ち上がった。


「僕が知ってる近道がある!」

少年の目が輝く。

「お母さんから聞いた秘密の通路だよ」


「本当か?」

ルークが驚く。


「うん!"森の子"だけが通れる道なんだ」

フィンが誇らしげに言う。

「お母さんは"忘却の森"に繋がる山の通路を教えてくれたんだ」


「それは助かる」

孝太がフィンの頭を撫でる。

「明日、その道を案内してくれるか?」


「任せて!」

少年は嬉しそうに頷いた。


その夜、リーシャは久しぶりに安らかな眠りについた。

ルークとの会話が、彼女の心に決意を固めさせたのだ。


彼女の決意——それは単に世界を救うという使命だけでなく、その後の自分の生き方についても。

創造院との戦いが終わったとき、彼女は自分の感情に正直に向き合うつもりだった。


そして、その時が来れば…

彼女はルークに答えを告げるだろう。

彼女の心の中で、その答えは既に決まっていた。

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