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雪中梅(WINTER FLOWER)  作者: ジュドグ
2/2

プロローグ:計画

10分ほど歩いたのだろうか、色々な店が出た。


だが、僕はまだ日本語を読むほどの実力で、対話することが限界であった。


仕方なく金髪の女の子に聞いて推薦を受ける方が良いと考えた。


……考えたら名前を知らないと不便だよな


「あの、よかったら名前を教えてくれない?」


「娥淚雪理…」


うん。名前は覚えた。


「ここに住んでいると思うんだけど何か食べるものない? 簡単に食べられるものは何でもいいけど」


「…それも知らないくせにに歩いていたなの?」


「…日本は初めてだから仕方ないよ」


「…日本人じゃない?」


「日本語が少しできる韓国人だよ」


ある程度の対話は可能だったがこの程度は両親が仕事をする姿を見れば誰でもできると思う。


そもそも今の私には日本語しか長所だと話すことはない。 日本語も上手じゃないけど。


「とにかく娥涙さん、何食べるのか推薦してくれないか? 君が食べたいことも構わないから」


「…私は何でも構わない。 どうせ私のお金でもないから」


「僕はここの食べ物について何も知らないから大丈夫だよ。 そして一緒にいることが有難いから。 僕は一人が嫌いよ。孤独だから」


雪理は少し驚くようだったがすぐ無表情になっては周辺を見回すと、ある店を指した。


「…じゃ、あれで」


雪理が指した店は‘蜂楽饅頭‘という名前の店だったが僕はやはり読めなかった。


「…あれって何の店?」


「まんじゅう屋…」


「おいしそうだね。食べたことはある?」


「…ない」


「そう? きっと食べたことがあると思ったが、それでは一応僕は買いに行くから娥淚さんは前で待ってて。」


僕は雪理を僕が見える所でお待たせて、店に入った。


「…….このように自由だったことがなかったから」


雪理が何か話したようだったが気のせいだろう?


店に入った僕はメニューを見て、色々な種類の味があったが僕は読むことができなかったので12個のまんじゅうが入っているセットを買った。 価格も安かったから。


雪理に行くと、彼女は安心したような表情になった。


「待たせたな、さっきの公園で食べよう」


「うん…」


僕と雪理は歩き始めて、道は覚えたので長い間の時間がかかることはなかった。


公園は少し暗かったが見えない程ではなかったし雪理の両親が探しやすい場所だと思った


そして雪理がパンをおいしく食べるのを見て安心した。


食べたいといったのは彼女だったがそれでもまずければ少し申し訳ないから。


僕もパンを食べたがそんなにお腹がすかなかったので一個しか食べなかった。


反面彼女は本当においしかったのか4番目食べていた。


僕がその姿を眺めていると彼女は少し恥ずかしいのか顔が赤くなったが食べるのを止まることはなかった。


「あ、ごめん。娥淚さんが可愛いと考えただけ」


「…ありがとう」


突然気まずくなった雰囲気に僕は話を回した。


「そういえば、僕金髪は初めて見たの。 僕青色が好きで青い髪が好きなのに金髪も悪くはないね」


「そう…」


さっき可愛いといったおかげでまだ顔が赤くなっていた彼女が可愛いと思ったが話すことはなかった。


やっぱり雪理は僕の理想に近い女だと思った。


「娥淚さん、ところで君はこの時間まで外にあってもかまわ…? どうしたの?」


雪理を見たら少し怒ったようだった。


“あのう、僕が何したの? でなければ僕が仲良しなふりをしたから?


「あのう…私は友達がいなくてよく分からないが名前で呼んでくればうれしいけど…」


日本で名前で呼ぶということは非常に親しくなければならあいだと聞いたが大丈夫なのか…


「あ…それが、初めての友達だから….」

「僕でよければいくらでも」


「…ありがとう」


「あ、やっぱりかわいい」




ㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡ

分量を少し増やさなければならないと思いました。 読んでくださってありがとうございます。

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