プロローグ:無計画
「チュソル、ちょっと一人で遊んでいなさい。 私たちはここに用事があるから。 だからといってあまり遠くへ行くなよ?」
12月のある日。
これが7才ちっちゃな子に話す言葉なのか。
僕がいくら幼くてバカとしても7才子供を一人で、さらに韓国でもない日本という国でこうする両親は見たこともない。
もちろん僕はこのような状況に慣れていたので別に気を遣わなかった。
幼い時から出張が多かった両親のせいで常におばあさん家だけで育って7才になって、そろそろ世の中を分からなければならないという理由で日本にきた。
そして今、僕は鹿児島どこかで一人になった。
日本語実力も未熟にも関わらず私を信じている両親には感謝するべきか知らない。
「いくらなんでもこのネックレスに位置追跡装置があるという言葉は嘘のようという話であって…」
私がしているこのネックレスは位置追跡装置とも両親は話したが、信じられない。
携帯電話もあるので道に迷いはしないと思った僕は歩き始めた。
「これは〇〇〇〇〇〇〇ですか」
「いえいえ、それは〇〇〇〇〇ですよ」
自分なりに日本語を勉強したと考えたがそれでもまだ不足だと感じた。
いくら聞いても理解できない日本語を聞きながらずっと歩いていたら公園が出た。
少し眠たかった僕は寝て時間を過ごすことにした。
冬だったが天気は良かったし邪魔する人もなかったので簡単に寝ついた僕は以後寒さを感じて起きた。
時間は6時でこんな時間にも相変らず自身のことを忘れて仕事をしている両親を恨んでそろそろ何か食べるために公園から出て行こうとする瞬間、一人で遊んでいる金髪の女の子がいた。
気持ちのせいかも知れないが服もとても高級で、雰囲気も何か違った感じだった。
僕は金髪を見たことがなかったので永らくその女の子を見ていたし、美しい髪の毛だと考えた。
「どうせここに長くいる訳でもないから、話しでもかけてみようか」
あいさつでもするために彼女に近付いたが彼女は僕を感づけなかったし相変らず座って土地を眺めていた。
近くで見た彼女は金髪も非常に美しいと考えたが深さを分からない青い色の目もとても美しく、僕が考える最も美しい人を実際に表現するならばこのような人だろうと考えた。
しかし、別に親しくなりたいわけではなかったし話だけかけようとしたので僕は彼女の容貌にそんなに気を遣わなかった。
「あのう、ここで何するの?」
「……」
聞けなかったのか聞けないようなふりをするのか考えたが負けん気ができた僕はもう一度大きい声で話しかけた。
「ねえ! ここで何するの~」
「…遊んでいるじゃない。 見れば分かるでしょ?」
“よかったら僕と一緒に歩き回らない? 一人で遊ぶことよりはおもしろいと思うんだけど”
「友達なんかいらない。あっち行け」
ウワー 完全鋭敏じゃない?
だから僕の話は友人になろうというのではなく一緒に遊ぼうといっているのよ”
「だからいらないっていってるだろう……!」
僕が間違って聞いたことではないならば明らかにぐうぐうと声が聞こえたし僕はそんなにそのような音がするほどお腹がすいたわけではなかった。
「あ…あの…」
彼女の顔を見たらほとんど泣くような表情だった。
「う……う……」
とても笑わせて倒れそうだったが初めて見る人に対する礼儀でないと思ってこらえようとしたがそれでもとても笑わせてこっそりと笑った。
「…私行くから」
「そう言わずに,今は僕がとても腹がへったからでごめんね。 僕は今から何食べに行くと思っているけどよければ一緒に行かない? もちろん僕Yが買うからお金は心配ないで。 僕の両親は毎日お金だけ与えて働きに行くからお金はたくさん持っているよ」
僕はまさに歩き始めた、そして泣くことをこらえて僕の後に従ってくる姿を見てなにげなく可愛いと思った。
飲食店の位置は知らないが歩けばいつかは出ると思って僕と彼女は歩き始めた。
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プロローグは3編があって、過去の物語です。読んでくださってまことにありがとうございます。