第2話第2の人生へ
「ふっ…ふふふ…ふははははははは!!なんだこれ!?これが俺か!?なんでこんなに獣耳美少女になってんだ!?」
俺は困惑した。なぜ、どうして、こんなことになってるのか俺は思い出そうとした。
結果、思い出したのはダンジョンをクリアしてアイテムを拾っていると後ろのドアが空いて誰かに殴られた所までだった
そこからの記憶が無い。と言うよりも気がついたらこんな所にいて獣耳美少女に生まれ変わっていた。「まず状況を整理しよう。まず、俺は誰だ?なにか自分の身分が分かるものはないか?」
近くにあった棚などのものが入ってそうな場所を30分ほど探した結果、ついに見つけた、自分の身分が分かるものを、そして俺は決めた。
この世界で、この姿で俺は第2の人生を謳歌すると!!
「とりあえず、この美少女の身元はわかった。名前はエリナ職業冒険者そして、種族……獣人(狐)…!!ふむ、そうか、そういうことか!!この獣耳っ娘大好きな俺が獣耳になって世界を救うってことか!!」
この時俺は歓喜した、と同時に不安になった
この世界がもし夢なら死んでも夢が覚めるだけだが、もし現実世界なら俺はどうなるのか。
今までの人生ゲームしかやってこなかった俺にそんなことを考えても分かるはずがなかった。
わからない。分からないならとりあえず冒険者だし冒険をしよう。
「よし!!考えてもわかんねえ!!どうせこの近くにどっか冒険者ギルドみたいなのがあんだろ!!探しに行くか!!…っとその前に、この子の喋り方をどうするか。僕っ子で行くか、それとも姫プで行くか。」
そんなことを考えてるうちに日が暮れていた。
「よっしゃ!!決めた!!これからはまず一人称は私にして、存分にこの美少女生活楽しんでやる!!」
そして俺は近くにあったこの少女のものと思われる装備を身につけ家から出た……