Prologue
初作品です。
至らぬところがあるかもしれませんが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
これから私が紡ぐ物語は、どこかで本当にあったことかもしれないし、ただの空想に過ぎないかもしれない。それは読んでからあなた自身に決めて欲しい。
だがその前に、事前知識としていくつか知っていてもらいたいことがある。この物語を読む上で、その世界観などについてだ。
壱
その世界は十二の国家が連なって成される円状の世界である。そして、その世界の住人は皆、一人一つ特殊な時計を持っている。その時計は基本的に破壊不能、持ち主が死ねばその機能を停止するような一蓮托生の関係にある。
弍
世界の中心には大きな時計塔がある。その時計塔は世界のどこにいても見えるが、深い霧に阻まれ誰も立ち入ることができず、そのほとんどが謎に包まれている。
参
誰も立ち入ることができないとは言ったものの、例外はある。それは、時計塔に住む管理人たちだ。こちらも同様に、多くのことは知られておらず、ほとんどの者の間ではオカルト話や都市伝説程度の噂と思われている。
が、彼らは実在し日々仕事をこなしているという。
始
そして、これは一人の青年と世界の秘密についての物語だ。
さて、以上で予習は終わりだ。
どうか最後まで読んでいただけるとありがたい。
さあ、物語の始まり始まり。
一応学生なので投稿頻度は遅くなるかと思いますが、これからも頑張っていきます。
どうか、応援よろしくお願いします。