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暖かい手  作者: 水無智也
1/6

自殺

全体的にシリアスで重いストーリーで、ところどころ同性愛的な描写もあります。

観覧の際はご注意ください。

生きている事が嫌になった・・・

もう死にたい・・・。


それが僕の考えた結末だった・・・・

もう生きていても何もいい事はない・・・

手に持ったナイフを眺めながら僕はずっと考えていた。



少年の名前は持田友太という名前で中学1年生の猫獣人。

友太(以下:ユウ)はいじめられっ子で、靴を隠されたり、

意味も無く殴られたり、かけているメガネを盗られたり・・・。

彼はそんなイジメに対して戦ってきたが、もはや先生や親も相手にしてくれない始末。

だから彼は自殺することを決意していた。


「・・・さようなら」

僕は腕にナイフを突き刺す。

手首ではなく、二の腕をナイフで切りつける。

赤い血が吹き出て、僕の体を汚す。

ここは誰も居ない夜の川原だから、誰も来ない・・・来る筈も無い。

「僕が生きていても、みんなは不幸なままだし・・」

薄れ行く意識の中僕はボソッと呟いた。

すると涙が出てきた。

「さよな・・・ら・・・父さ・・・母さ・・・ん・・・」

そして僕は目を閉じた。





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