表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
記憶喪失のボッチ冒険者  作者: 六青ゆーせー
88/836

戻れるのです

「ときにウラガスミさん。

もしや本名を思い出した、のではないですか?」


キャンパさんが聞くので、僕はトーブ焼きを食べていて、家族と行った焼肉を思いだし、全てを思い出した、と話した。


「そうだと思いました。

ウラガスミさんのパラメーターは大きく変わっていますから。

ウラガスミさんは、たぶん本格的に魔王へ覚醒を始めたのですね」


「それなんですけど…。

僕は、ただの中学生ウラノカスミで、とてもそんな魔王なんかじゃないと思うんですけど…」


「いいえ。

あなたは二つの世界を知っています。

この世界の歪みも、よく見えるはず。

それこそが魔王の条件ではないかと、私は思っているのです。


あなたは、お心のままに、この世界を、より良く変えてくだされば、それこそが破壊の神ヘーラの行いなのですよ」


うーん。


確かに、この二日間で見聞きしただけでも、色々良くないと思う事はあるけど、かと言って、このオーバーテクノロジーの国で、二一世紀人の正義が、果たしていかほどの価値が有るものなのか…?


「ごめんなさい。

二日間では、何も…」


キャンパさんは笑って、


「無論、真実を見極めるためには何ヵ月、何年とかかるでしょうが、二日で魔王に覚醒されたあなたなら、きっと素晴らしい改革を成し遂げられるハズです」


「それなんですけど…。

僕は中三で…、えっと…、受験と言うか…その…、大人になるための試験の途中で、そんな気長に構えてられないと言うか…」


キャンパさんはニッコリと笑い。


「よくデバイスをお調べください。

ヘーラとして、この世界の改革を成されたならば、あなたは、時間を支配できます。

つまり、召喚された前日でも、もっと前へでも戻れるのですよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ