表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
記憶喪失のボッチ冒険者  作者: 六青ゆーせー
82/836

帽子

僕が、イザベラで手に入れた二十の機械。


重力を操る腕時計。

カプセルに入ったモンスター。

物質を液化する機械。

全ての魔法を封じるマシーン。


その他に、調べて判ったのは、


人の考えを読み取る、なぜか軍隊風の帽子。

力を強くするベルト。

足が速くなるソックス。

変身出来るケープ。


そして、大量のアイテムを、ほぼ無限に収納出来るポーチ、が今のところ、使い方を調べられた。


後の十の機械を詳しく調べる時間は、残念ながら無かった。

しかし、判っている機械は、もう身につけていた。


僕は、この町に来て、初めて車に乗った。

外見は、妙に丸っこいデザインだが、中はそれほど、二一世紀の車と変わらない。

僕は、後部座席に一人で座った。


「あの、

一二人委員会の者…、とは、実際には誰の手の人なのですか?」


僕は、密かに軍隊風の帽子の、ひさしの上の金属飾りを、カチリと回した。


「我々はスピン教団のリヒャード、ギルドを直轄するヨーク、コザ、ワコー以外の四人、ハープとイルリとカサドラとピスからなる四者連合の配下です」


嘘は無い。


「四者連合が、もう一人の魔王を、現在、支配下に置いているのですか?」


「そうです。

そして、これから、あなたを彼の元に連れて行きます」


嘘は無い。


「なぜ、そうするのですか?」


「彼が、望んでいるからです」


嘘は無かった。


車は、パレスに程近い、真っ白なビルの前で止まった。


「どうぞ…」


ドアを丁重に開けてもらい、僕は車を降りた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ