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記憶喪失のボッチ冒険者  作者: 六青ゆーせー
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穴の中

近づくと、イザベラの廃墟の壁が黒いのは、煤のようなもので汚れているのだ、と判った。

一部、煤が落ちている箇所は、白っぽいグレーのようだ。


聞いてみると、遥かな昔に戦争があって、そのときに焼けたらしい、とのことだ。

細かいことまでは知らない、とリヌが教えてくれた。


建物の入り口は、実は大きな穴だった。

イザベラの廃墟には、どう探しても、入口のようなものは見つからないのだ、と言う。


ただ一ヶ所、大きな岩が刺さっていたので、岩を崩したところ、入口が出来上がった、のだと言う。


中にはアマルガム鉱石を始め、大くの貴重な発見があり、町に財をもたらすことになった。


穴は丸く、岩の姿がよく分かる。

広さは、かなり大型の車でも入れるぐらい、広く、高い。

驚くのは壁の薄さで、二十センチ程の金属で作られ、それがそのまま内壁でもある。

ダイビルレベルの高層建築では、ちょっと凄い技術力じゃないか、と僕は素人ながら感じた。


入ってすぐ、は広い空間だ。

だぶん、サッカー場位はあるだろう。


「この辺は、まだ、さほど危なくないけど、ブレーザーが出るから気をつけろよ」


マクルの言うブレーザーとは、空中を漂ってくる、風船のオバケのようなモンスターで、必ず戦いになるとは限らないが、通り過ぎるのかな、と思っていると、急に五メートルぐらい伸びる長い触手で襲ってきたりする、変な奴だ。


殺しても、毒があるので食べられないのだが、毒袋は集めると、そこそこの値で売れる。


その、サッカー場のような広さの部屋のそこここに、石のような塊が落ちている。


どうも、これがアマルガム鉱石なのだという。

今回、僕たちは、もっと奥まで探検しよう、という趣旨だったので、取り敢えずアマルガム鉱石は拾わずに、奥へ進んだ。

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