戦闘開始!
僕たちは、マップを見ながら、ゆっくりと用心深く、敵の集団に近づいていく。
マジック、誘導、を使うぐらいの敵となると、油断はできない。
潜入だって見破られるかもしれない。
地下牢は、かなり雑ではあるが、おおよそ碁盤の目のような造りなので、僕たちは敵集団に対して斜めになるように近づいていく。
これなら、敵に直視されることなく接近できるはすだ。
マクルの武器は槍。
リヌの武器は投石機。
敵は、光点を数えてみると、20人だ。
「どうする?」
マクルが聞いてきた。
「もう一角、接近したら、集団失神をかけるよ」
僕が言うとリヌが。
「敵が、最初の10人に気がついているなら、何か対策を取っているかもしれない」
うーん。
言われてみれば…。
僕はリストを見て、
「分かった。
それじゃあ、煙幕、で視力を奪って、射殺しよう」
「殺すと後が面倒そうな連中だから、ショックモードに出来ないか?」
なんとレイガンには、失神させるモードもあるらしい。
あの本には、そんなこと書いてなかった気がするけど、僕は、銃のお手入れを中心に、流し読みをしていたので、見落としていたかもしれない…。
「分かった!」
僕らは角を回り込む。
チラッ、と、敵の集団が見えた!
ケフムをしているのは同様だが、着ているのはバトルスーツやプロテクターの、より戦闘的そうな連中だ。
僕は、煙幕を発生させた。
そうしておいて、レイガンとトイガンで、敵の数を減らしていく。
リヌも投石の名人で、いい感じに敵を戦闘不能にしていった。
そして、混乱した敵陣に、勇敢にマクルが飛び込んだ。
すぐに、決着はついた。




