四人の学校での1日
注意される信人と海斗、大河
~朝のホームルーム~
担任の先生は、及川巴亜先生だ。25歳のスラッとしたスタイルの良い若い先生で、人気がある。背の高い小麦色の肌をした彼氏がいる。優美と珠希は、以前学校の駐車場に見かけない海外のブランド車があるのを見かけて、近寄っていったら及川先生がやってきて、「私の彼なの」って紹介してくれて知った。
今日の及川先生は、少し怒っていた。「おはようございます」といい放つと、「今朝、先生はひとつ注意したいことがあります」と言った。
続けて「今朝、校門から玄関口に向かって走っていた男子を見ました。このクラスです。他の生徒もいて、すごく危険でした。今後は、走らないように注意して下さい」といった。信人と海斗と大河だ。三人は、肩をすくめていた。
そして、いつものホームルームが始まった。
ホームルームが終わると、信人と海斗が気まずそうに話始めた。優美と珠希も加わって、「先生、怒っていたね,,。ぶつかったら危なかったね」と言い物議をかもしだして、四人の会議が終わると委員長大河が「今朝の先生に怒られたな。ごめん。俺が注意しておけば良かったな。」といった。信人と海斗、大河は「仕方ない、次から気を付けようぜ」といって肩を組んで、休み時間に遊ぶ約束をして席についた。
国語や体育の授業、休み時間や給食が終わり、また休み時間に入って次は5時間目の算数の時間。「次、算数だって。」と信人がいうと、海斗が「俺、喫茶店の手伝いやっててレジやるから算数は大丈夫。手伝ったら1日最高で1000円もらえるんだ~」といった。信人は「そっかあ。うらやましいな。俺も手伝いたい」といった。海斗は「混んでくると忙しくなるから、手伝ってくれると助かるょ。一緒にやろ!今日、聞いてみよ」といった。信人は「おう!」といって、ガッツポーズをしたところで、キーンコーン~チャイムがなって皆が席についた。算数の授業が始まった。算数は、今、かけ算を教わっているところだ。
Aさんが、靴下を5足買いました。全部で何足ですか。といった文章問題。及川先生は「答えがわかる人は、手を上げて」っいった。手を上げている中から選ばれたのは優美。「靴下は、2足なので2×5で10です」と答え座った。及川先生は、「正解です」といった。その後「分かりやすい説明ですね。素晴らしいです。」といった。優美は、照れていたがまたいつもの勉強モードに入った。優美は、ピアノの他にも塾や英会話教室にも通っている。授業が終わる、五分前になり、そろそろ終わるというところで、及川先生が「宿題出します。明日、持ってきてください。算数の時間に、丸付けをします」といって、回すように前の席に渡してから「算数の授業はこれにて終わりです」といったところで、キーンコーン~チャイムがなった。及川先生が「次は、掃除時間です。綺麗にお願いしますね」といって、教室をあとにした。掃除が終わったところで、信人と海斗、優美と珠希は集まった。
学校での時間