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防御力が紙未満のキメラが冒険に

という訳で街の外にでてみたよ

心地よく感じるそよ風

辺り一面に広がる平原

ウサギみたいな魔獣と戦うプレイヤー


前の2つだけ見るとただのんびり出来るんだけどなー

じゃあ周りに誰も居ないことを確認する


「じゃあ色々試そう!」


「オオオォォ(そう~!)」


フォトンの掛け声も聞いたところじキメラの能力を確認するか


-----

《形状変化(左腕)》

左肩から左手指先にかけて思い通りに形状を変化させることが出来る

元がフリートレントだから質感などは木

だが明確なイメージがないと難しい

-----

-----

《蜘蛛糸(左手指先)》

指先か糸が出せるようになる

太さ、粘着力、伸縮性、強度はある程度自由にできる

-----

-----

《羽根射出(右前腕)》

右前腕から羽根が生え射出する

-----


そのまますぎないか?

まあいいや、《形状変化(左腕)》を試そうかな

イメージが大切みたいだから見慣れた物........


ニュニュニュ


「出来たか」


「オオォォ(なにそれ~)」


作ったのは現実で使ってる湯呑みである

中学を卒業した時におじいからもらったんだよな

一番なじみがあるしね

で、作った湯吞みの形は同じだが色が違うし、現実よりも軽い

木で作ったから色が違うのは当たり前だけど、木の割に軽いという事は密度が低いのかな

ならインベントリにある特典のナイフで強度を確認

ナイフを逆手にもって湯吞みに振り下ろす


バキッ


「~~ッ!!!!」


「オオォォ!?(何してるの!?)」


湯のみのの半ばぐらいまで割れた

痛い、当たり前か

この湯吞みが自分の身体の一部なんだから当たり前だよな

頭からキレイに無くなっていたよ


「痛みもなくなったし大丈夫か」


「オォォォ!(すっごい心配したんだよ!)」


「心配かけてゴメンね」


フォトンには迷惑をかけた、今度何か買ってあげよ

問題の湯吞みはナイフが半ばで止まっている

特別柔らかいというわけじゃないみたい


「割れたところが薄いことを考慮してもいい硬さだこれなら使える」


「オオォ?(何するの?)」


「もう少しで分かるよ」


形状変化の特性を理解してから蜘蛛糸と羽根射出を試した

蜘蛛糸は説明書通りある程度自由にできた

羽根射出は文字通り羽根を飛ばした

羽根射出は2パターンあり、羽軸(うじく)(羽根の中心の堅いところ)を向けて飛ばすか羽枝(はねえだ)(羽軸から生えてるファサァしてるところ)を向けて飛ばすみたい


《形状変化(左腕)》を使って左腕を和弓の形にする。形は部活で使ってるものとほぼ同じだが手触りが違う。なれていけば問題ないか


これに左指から出る蜘蛛糸をくっつけて…張りを強くして…


はい、弓の完成!


「じゃあ、試し打ちをしよっか!」


「オオオォ!(やろー!)」


更新が遅れまして申し訳ございません。そして作者の設定忘れとやる気の問題によりこの話はこれにて終わりにさせてもらいます。楽しみにしていた読者様、申し訳ございませんでした

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