来ちゃったよ
視界が元に戻ったみたいだね。目に入ったのは中世ヨーロッパみたいな建物、後ろには噴水だね。ということはここは広場かな?周りには人はいない。よし、一番乗りだ!
忘れる前に指パッチンをしてと...
ピン
あれ?音が──
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名前を入れてください|
種族:キメラ『ベース:ニュンペー』
種族スキル
《自然の守り手》《形状変化(左腕)》《蜘蛛糸(左手指先)》《羽根射出(右前腕)》
スキル
なし
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あ、出てきた。なになに?名前が入ってないと...この縦棒押せばいいのかな?ポチッと。あ、出来た。名前はそうだねぇ、リアルと、同じにしようかな。
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ホオズキ
種族:キメラ『ニュンペー』
種族スキル
《自然の守り手》《形状変化(左腕)》《蜘蛛糸(左手指先)》《羽根射出(右前腕)》
スキル
なし
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よし、入ったな。
『メールが届きました』
ありゃ?なんかきた。メールみたいなアイコン押してと···
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プレイヤー:ホオズキ殿へ
やあ、こんにちは。私はGMだ、このメールは名前を入力したプレイヤー全員に送られている。
まず先に指パッチンで開いたウィンドウに書いてあったとおりに君たちはスキルが無い。これは仕様である。スキルの取り方はプレイヤー全員がログインしてから話そう。それまでは街を探索していてくれ。全員がログインしたら自動的に広場に転送するから安心してくれ。その時に他のプレイヤーに会える。
以上だ。
GMより
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ふむ、なるほど。街を探索するか。
『メールが届きました』
またメール?ポチッと。
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プレイヤー:ホオズキ殿へ
またメールなのだよ、さっきぶりだねホオズキくん。これは個人的なメールでね、キメラを当てたから送らせて貰った。
では本題に入ろう。これは私の個人的な頼み事なんだが聞いてくれるかい?
なに、ベースが精霊のニュンペーだから本当の精霊になって見ないかという話でね。どうだい?やって見ないかね?
なる?ならない?
どっちか押してね。
GMより
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これは面白そうだね!よし、やろう。本当の精霊なろうじゃないか!
ポチッ
『メールが届きました』
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プレイヤー:ホオズキ殿へ
おお!やってくれるのかい!これはありがたい、では本当の精霊になるためのスキルを送ろうじゃないか。
スキル名をタップすれば説明が出るから確認しておいてくれ。
GMより
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『スキルが届きました』
では確認っと。
ピン
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ホオズキ
種族:キメラ『ニュンペー』
種族スキル
《自然の守り手》《大地人から崇拝される者》《異邦人を傍観する者》《形状変化(左腕)》《蜘蛛糸(左手指先)》《羽根射出(右前腕)》
スキル
なし
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ありゃ?《大地人から慕われる者》は分かるけど《異邦人を拒む者》ってなんじゃろ。
『プレイヤーが揃いました。転送します』
説明を見る前に視界が白に染まった。