勘違い
「着いたよ。」
朝が来て、二人は交通手段を行使し漸く当初の目的である空港へと辿り着いた。家族を欺くといった不安は隼にはなく、むしろやってはいけなかったことに対する躍動する心に溢れていた。
「ここが空港か・・・。私から見てかなり大きく感じるけど隼からしたら小さく感じる?」
「僕からしても大きく感じるよ。子どもが普通こんな場所に一人で来るような場所じゃないからね。」
ステーションに入ると外観からも想像が出来るほど内部も壮大であり、まるでどこかの空想科学小説の舞台に降り立ったかのようにさえ思える。
「それで、サーシャが来た場所は掲示されてる?」
「う~ん・・・。」
肩に乗る小さな妖精は予定されている空の便のリストを凝視する。しかし、リストに載ってないなかったのか肩で肩を落としてため息を吐いた。
「どのリストにも私がいた場所はない。」
「そっか・・・。困ったなぁ。」
「そもそもだけど、隼は何で空港に来ようと思ったの?」
「そこを突かれたらサーシャも何で空港に行きたいと思ったのかって聞いちゃうよ。」
「噂を信じてみようかなって思ったんだよ。」
「噂?」
肩に乗っている少女は饒舌とは言い難いが思い出しているように語り始める。
「飛行している物の近くに我らの国近くあり、っていう噂。」
「・・・。飛行機は確かに飛ぶけど、飛行しているのは結構あると思うけど?」
「・・・。飛行機だと思ったからここに来てみたんだよ。予想は違ったね。」
「・・・帰る?」
「・・・帰ろうか」(´・ω・`)
踵を返し、二人は影を落としながら我が家へどトボトボと帰っていくのであった・・・。
はい、変な終わり方をしてすみません。収拾がつかなったと言いましょうか・・・。ひとまず、この短編は終了します。何故、続くような終わり方をしたのかと言いますと、終わりが見えないと感じたからです。サーシャを空港から秘密の場所に隼を連れていき、一緒に行ってしまうようなエンドや夢落ちエンド、無限ループなど色々と考えた結果、存続させるようなエンドにしました。
つまり、終着点をつけるのは私ではなく皆さんの想像というなんとも他人任せなものですがそうさせてください(汗)
では、皆さん。次回は恐らく長編を投稿できるかと思います。
基本的に、私は不定期でございます。気長に待って頂けると有難いです。
ではノシ




