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10ー4

オージェ村の大規模な河川の氾濫による災害は、その後も一週間近く降り続いた雨により

なかなか収束に向かう気配がなかった。


初動体制が良かったことと、あらかじめ、ハイラルと結んでいた支援の約定があったことで、助かった命が多かったことが、カイラスの気持ちを少しだけ軽くした。


それでも、まだ、行方不明者があり、家族の安否を心配して、カイラスに直接会って、捜索の願いを訴えるものが、あとを絶たなかった。


オージェ村はハイラルとの国境を接する場所のひとつのため、オビを護る重要な地だ。

防人の村として、村人たちの矜恃も高い。


その気持ちに応えるべく、カイラスは「行方不明者の捜索は最後のひとりを見つけるまで続けよ」と、救助のために集まったものたちに命じた。


ルリに会わずに、ブラックウォードを発って、すでに、2週間が過ぎようとしていた。


ールリは、どうしているだろう。


マリィから寄越された手紙で、ルリがカイラスのためにロプノールの神殿で、カイラスの無事と止雨の祈願をしてくれたことを知った。

カイラスの太陽紋を刺繍した飾り帯も、手紙とともに届けられた。


バルク・ロザとして身に付ける飾り帯はあるが、ルリがカイラスのために与えてくれた初めての贈り物が、ルリと離ればなれのカイラスの気持ちを慰めた。


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