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3ー4

目を通していた書類から顔を上げたカイラスは、しばらく考えてからナオに指示を出した。


「その女から、話しを聞ければ、聞いてきてくれ。そして、城主が城に招待していると伝えろ。そのほうが、手っ取り早い。」


と。


ルリでなく、本当に正気をなくした可哀想な女なら、保護し、救済院か施療院に入れ、


ルリであれば...。


カイラスは、ルリに出会い、ルリに金環を授けたことが現実だったのか、もう、自信がなくなりそうだった。


たしかに、ルリに触れ、口づけもしたはずなのに、そして、また、心は囚われたままなのに。


ルリであれば...。


カイラスの前から、ルリが姿を消した時に、ルリのあからさまな拒絶に、このまま、捨て置くのが、ルリにとってはしあわせなのか、と考えもした。


だが、ルリのほうから、やってくるというのであれば、会わない理由はないだろう。


ルリは、どんな顔をするだろう。


逃げ出した男を目の前にして。





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