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2ー6

カイラスを宿に残してきた。


当てもなく、暗闇のなかを、星明かりをたよりに進んだ。


カイラスは、追ってくる気がした。


どうして、瑠璃に固執しているのか、瑠璃には理解できなかった。


集落や、宿で見かけた現地人は、たいがいが

金髪碧眼だった。


初めて知り合いになった現地人1号は、濃い金髪だったが、碧眼ではなく、光りの加減で目も金色に見えた。


いろいろな現地人を観察して、カイラスの瞳と同じ色の人はいないことを知った。


また、たまに、金髪碧眼ではないものもいたが、瑠璃と同じ東洋系はいなかった。


カイラスと自分の関係はいったい、なんなのか。


それが、分かれば、カイラスが瑠璃に固執する理由がわかるような気がした。


でも...と、思い直した。


瑠璃は、カイラスから逃げたのだ。

そして、二度と会うこともないだろう。


いや、二度と会わない人だ。


瑠璃の黒歴史として、記憶の底に封印することにした。

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