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私の人生  作者: 優樹菜
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邪魔な私

そういうところ。子供を理解しようとしないその態度。

一番私が嫌いなこと。あなたは頭がさぞかし良かったかもしれない。でも、私は良くないんだよ。あなたの頭と私の頭は違うんだよ。自分が子供の頃は頭が良いからあんたみたいな馬鹿な子の気持ちが分からない?分からないんじゃなくて分かろうとしてないだけじゃない。

あんたの子供時代基準じゃないの。

あんたの娘の時代基準なんだよ。

私目線なんだよ。

テスト勉強はイライラするって言っただけじゃない。本当にイライラするんだもの。言ったら駄目なの?受け止めてくれないの?

いつもそう。私が真面目に聞いてほしい事は鼻で笑うんだ。いつもいつも苛立たせる顔して。馬鹿馬鹿って笑うんだ。

きっと他の親は違うだろうね。

何かひどい事を言っても結局は子供の事を一番知っている。理解してるの。

でも、私の親は違う。知らないの。これっぽっちも知らないの。知ろうとしてくれないの。

あなたはね、理想が高いの。私に馬鹿馬鹿言ってるくせに東大入れ。薬剤師になれ。文句言ったり真面目に私の意見を言ったら冷たくわかったと言い放って私を嫌うの。ご飯作るぐらい。後は、自分でやれって言うんだ。私の前で勉強するな。とか色々言うでしょうね。

いいの。もういいの。

あなたに期待なんてこれっぽっちもしてないから。諦めたから。

私の淡い夢なんて、将来なんて所詮あなたの手の上で操られているんだから。


でもね、まだ一筋の光があるの。もしかしたらっていう期待が、淡くて淡くて悲しくて儚い期待が。それさえも岩で見えなくなったら、私人生を諦めるよ。生きる事を諦めるよ。心臓が、脈が何もかも動かない時間を過ごすよ。

そしたら、あなたに言ってやる。

私が今あなたの前で息をしないのは、あなたによって私の何十年もの人生が潰されたからだ、って。たとえ、今息をしていてもどうせ私の人生は、繊細でか弱い私の心はあなたの手によって潰されていた、ってね。


私があなたの前からいなくなった時、きっとあなたは後悔する、自分を責め続ける。自分の行動に。言葉に。

そしたら、私があなたを鼻で笑ってやる。

『馬鹿ね。』

一言添えて。

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