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Elysion Online  作者: 乾 碧
3章
53/60

Let's party #8


「まぁ、その神猪(オッタル)は特別フィールドの【ヴィーグリードの草原】って場所にいるんだ」

ルースは続ける。もちろん、ミクとミキは初めて聞く場所。ルースが特別フィールドと言ったから、それほどの場所なのだろうと二人は思う。

「【アローン川】の先に【アローン川 滝壺】ってダンジョンがあって、僕とそのアリスって娘の二人でそのダンジョンを攻略するはずだったんだ」

「アリスってのは、さっき言ってた神猪の戦闘にルースを巻き込んだ娘か? 」

「そうだね。ジェーニィ達にも後で紹介するよ」

昨日だけで五回、ルースは神猪と戦っていた。アリスはもともと【アーロン川 滝壺】に行く気は無かったらしく、元から神猪と戦いたかったらしく、ルースはまんまとアリスに振り回されたということになる。

「で、その【アーロン川 滝壺】のどこかにスイッチがあってね」

「それはその、【ヴィーグリードの草原】に行くスイッチ? 」

「そうそう。しかも、そのスイッチがどこにあるかも分からなくて、加えて僕達の目には見えないんだよね。そのスイッチ」

「本当に……? 」

ちょっとびっくりしたような顔で、ミキが声を作る。

「本当だよ。現に僕はそうだったからね」

ダンジョン自体が暗くてそのせいもあるかもしれないけどね、とルースは加える。

「俺は一回しか行ってないんだが、ルースは何回戦ったんだ? 」

「五回だよ」

「「「五回も!? 」」」

ミキ、ミク、ジェーニィの驚きの声が重なる。

「アリスが、ね………………」

「大変だな。ルースも」

「まぁね」

静かな【深淵なる森(ダークネス・ウッド)】。ミクが【アキシング】を放っていらい、騒がしい鳥達がここに戻ってくる様子はない。

「で、神猪倒しに行ってみる? 」

本来の目的はこの【深淵なる森】でレベルを上げることであるが、【ヴィーグリードの草原】に行ってみてもいいとルースは思った。

「それは無謀じゃないの? 」

ミクの声は少し震えている。

「だって、特別フィールドにいるモンスターなんでしょ? 」

「そうだよ。そうだよ」

ミキがミクの意見に同調する。

「心配するな。俺とルースは神猪を倒したことがある。まぁ、大変かもしれないが、昨日の段階で倒せるんだ。心配ない」

「そう。ジェーニィの言う通り。それに、僕は五回倒してるから」

「守ってよ? 私とミクを」

少し怖がってるミキ。実物を見たらもっと怖がるかもしれない。だけど、自分とジェーニィがいる。

「分かってる」


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