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Elysion Online  作者: 乾 碧
2章
40/60

新しい仲間 #3 拓斗の日常? #1


「それで、あなた達はこれからどうするの? 後10分もすれば神猪(オッタル)がもう1回出てくるけど……、どうする? 戦う……? 」

「もういいにゃ……」

「私も……」

「もう散々よ……」

「嫌……、だね……」


杏奈(あんな)、トモ、朱音(あかね)、ハルは心底嫌な表情を浮かべ、アリスの提案を断った。


「まぁ、そうよね……。じゃ、帰ろうか……」

「にゃ」


皆の意見を合わせ、トモ達は第4広場に戻った。



広場に戻ったトモ達は、Elysionが暗くなるまで、アリスから色々なレクチャーを受けた。


このレクチャーは、広場に戻った時、トモが疑問に思ったことをアリスに聞いたことから始まった。


アリスは、第1広場でチュートリアルを始めたと聞いていたので、第4広場に来れたことについて、トモが質問したのだった。


広場の間は、(マーク)として登録している場所でないとその場所に飛ぶことは出来ない。


そう聞いたトモにアリスは、「広場は全部見たから行けるのよ」と、返答した。


1から10まである広場を全部回ろうとすれば、相当な時間がかかる。アリスにとっては楽しかったから、大変だとは思わなかったらしい。


基本的には全ての広場についてのレクチャーを受けたのだった。公式攻略サイトやらも見ながら。


「それじゃあね」

「うん」

「にやぁ〜」

「また聞きたいことあったら聞きなさいよ」

レクチャーが終わったらトモとハルは、まだゲームを続けるという杏奈、朱音、アリスよりも先にログアウトした。



(とも)と別れた別れた拓斗(たくと)は、いつものように自分の教室に向かった。


……今日も、頑張らないとな……。


帰ったらElysionが出来ると思うと、いつもより気合が増してくる。


「たっくん、おはよーっ!! 」


そんな拓斗の背中に、1人の少女が飛びつく。自分の胸をむにゅぅ、と押し付けながら。


「おはよ。美樹(みき)


拓斗の背中に抱きつき、楽しそうに笑っている少女の名は、近藤(こんどう)美樹。拓斗と美樹は、ゲームで仲良くなったといっても過言ではない関係だ。


「たっくん、最近私が抱きついても嫌がらなくなったね」

「だって俺がやめろと言っても、美樹はやるだろ? 」

「んまぁ、そうだけどね」


そんなやりとりをしてるなか、数人のクラスメイト、主に男子が、拓斗達の横を羨ましそうに通って行く。


「そんなことより美樹」

「ん? 何? 」


まだ美樹は、拓斗の背中から離れようとはしない。


拓斗は背中に受ける感触をあまり感じないようにして、言葉を続ける。


「昨日、Elysionやったか? 」

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