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Elysion Online  作者: 乾 碧
2章
39/60

新しい仲間 #2


「アレくらい倒すの簡単よ。コツさえ掴めればね……」


アリスは、小さな胸を張りながら言う。


「コツ……? 」

「えぇ。途中、神猪(オッタル)が大きくなったように見えたと思うけど、あれは神猪(オッタル)が見せた幻影なの」

「あれはそうだったのかにゃ……」

神猪(オッタル)があぁなる前に倒すってのがセオリーなんだけど、巨大化したら面倒なの。弱点が1つになってしまうから……」

「弱点……? 」

「やっぱり知らなかったのね……」


アリスはまたしてもポニーテールをだらんとさせながら、溜息をつく。


「説明するわ……」

「うん。頼む」


アリスが説明を開始する。アリスが言ったことをまとめるとこうだ。


通常時の弱点は足元と背中で、顔には全く効かない。巨大化した時は、その神猪(オッタル)の目と目の間、眉間にしか攻撃が通らない。


「なるほどにゃぁ……」

「だからだったのね……」


杏奈(あんな)朱音(あかね)は、アリスの言葉に頷く。


「実は言うと、本当は助けるつもりは無かったのよ。だけど、トモが【標的固定(ターゲットブロック)】を受けていたみたいだったからね」

「ありがと」


トモはアリスに対して礼を言う。


「良いよ、礼なんて……」


またしても、アリスは照れる。


「あれは面倒でね。あたしも受けたことあるんだけだ、あれを受けると一時的に防御力が0になるのよ」

「それは大変だにゃ……」

「もう1つ聞きたいんだけど…………」


トモは何でも知ってそうなアリスに、疑問を投げかけた。


神猪(オッタル)にはもう1つ、何かあるよね……? 」

「そうみたいね……。トモはあの時どんな感覚だった? 」

「えと……。神猪(オッタル)と目が合ってから、身体の自由がきかなくなった……」

「まるで、蛇に睨まれた蛙(、、、、、、、)のように……? 」

「そうそう!! 」


トモが元気に頷いたのを確認したアリスの顔には、少し難しい表情が張り付いていた。


「やっぱりそうなのね……。あいつも……」


アリスはぶつぶつと、俯いて呟いた。


「どうしたの? アリス」

「あ……、気にしないで。大丈夫だからさ」

「そう……? なら良いんだけどね……」

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